更新2022.09.13
ドイツ乗用車新車登録、8月は3.0%増加
外車王SOKEN編集部
ドイツ連邦陸運局(KBA)は5日、2022年8月の国内乗用車新車登録が19万9,183台となり、前年同月に比べ3.0%増加したと発表した。顧客別では、法人が12万5,282台で全体の62.9%を占めており、個人は7万3,802台で市場シェアは37.1%だった。
1~8月の累計は、前年同期比9.8%減の164万3,069台だった。これは、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大(パンデミック)前の2019年1~8月と比べると34%の減少となる。
8月のブランド別登録台数は、ドイツ勢はBMW(1.3%減)とスマート(84.1%減)が前年同月を下回ったが、その他はすべて前年同月を上回った。ポルシェ(47.9%増)、MINI(39.1%増)、メルセデスベンツ(31.2%増)は、30%を超える大幅な増加だった。
国外ブランドでは、DS(176.9%増)、ランドローバー(121.2%増)、ダチア(76.1%増)、ポールスター(40.1%増)、テスラ(38.9%増)が好調だった。
日本勢は、日産(0.4%減)が小幅の減少にとどまったが、その他は、スズキ(61.1%減)、三菱自(46.4%減)、マツダ(33.5%減)、レクサス(31.9%減)、ホンダ(23.8%減)、スバル(21.0%減)、トヨタ(17.5%減)のいずれも2ケタの減少だった。
8月の燃料別の登録台数は、純粋な電気自動車(BEV)が前年同月比10.9%増の3万2,006台となり、市場シェアは16.1%だった。ハイブリッド車は前年同月比1.5%減の5万9,835台(市場シェア:30.0%)で、うち、プラグインハイブリッド車は前年同期比0.9%増の2万4,719台(同:12.4%)だった。ガソリン車は前年同月比1.2%増の6万9,441台(同:34.9%)、ディーゼル車は前年同月比6.3%増の3万6,332台(同:18.2%)だった。
[画像/メルセデス・ベンツ 提供元/FBC Business Consulting GmbH]
