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ドイツニュース

更新2022.08.09

ドイツ乗用車新車登録、7月は12.9%減少

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外車王SOKEN編集部

ドイツ連邦陸運局(KBA)は3日、2022年7月の国内乗用車新車登録が20万5,911台となり、前年同月に比べ12.9%減少したと発表した。顧客別では、法人が全体の65.1%(13万4,126台、前年同月比12.8%減)、個人は34.8%(7万1,654台、13.1%減)だった。



1~7月の累計は、前年同期比11.3%減の144万3,886台だった。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大(パンデミック)前の2019年1~7月と比べるとまだ34%(約73万7,900台)少ない。部品不足、原料価格の上昇、ロシアのウクライナ軍事侵攻による先行き不透明感などが新車販売市場や生産台数にマイナスの影響を与えている。



7月のブランド別の登録台数は、ドイツ勢はポルシェ(5.0%増)が唯一前年同月を上回った。その他はいずれも前年同月を下回っており、最大手のフォルクスワーゲン(VW)も2ケタの減少(19.8%減)だった。



国外ブランドは、テスラ(142.1%増)の増加幅が最も大きかった。ランドローバー(62.2%増)、DS(43.8%増)、アルファロメオ(26.5%増)、ダチア(23.5%増)も好調だった。



日本勢は、トヨタ(3.9%増)が前年同月を上回ったが、マツダ(61.4%減)、ホンダ(44.8%減)、三菱自(44.8%減)、スバル(37.8%減)、レクサス(33.2%減)は、大幅の2ケタ減となり、日産(8.8%減)、スズキ(3.2%減)も前年同月を下回った。



7月の燃料別の登録台数は、純粋な電気自動車(BEV)が前年同月比13.2%減の2万8,815台(市場シェア:14.0%)だった。ハイブリッド車は、前年同月比14.1%減の5万9,962台(市場シェア:29.1%)となり、うち、プラグインハイブリッド車は、前年同月比21.4%減の2万3,712台(市場シェア:11.5%)だった。


ガソリン車は、前年同月比20.5%減の7万4,094台(市場シェア:36.0%)、ディーゼル車は、前年同月比11.3%減の4万1,386台(市場シェア:20.1%)だった。


[画像/PORSCHE 提供元/FBC Business Consulting GmbH]


 


 

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