ドイツニュース
更新2021.08.17
ダイムラー、バッテリー生産設備の開発でグロープ・ヴェルケと協力
外車王SOKEN編集部
独自動車大手のダイムラーは3日、次世代バッテリーの生産設備の開発で独工作機械メーカーのグロープ・ヴェルケ(Grob-Werke)と協力すると発表した。バッテリーモジュールおよびバッテリーパックを組み立てるための高効率な生産設備を開発する。当該設備で生産したバッテリーシステムは、2025年からメルセデスベンツの電動車ブランド「EQ」のモデルに搭載される予定。
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ダイムラーは将来的に、世界3大陸の7拠点にメルセデスベンツの電池工場を計9工場、開設する計画。メルセデスベンツは現在すでに、カーメンツ(ザクセン)、へーデルフィンゲン(シュツットガルト)(以上、ドイツ)、バンコク(タイ)、北京(中国)、ヤヴォル(ポーランド)の5工場でバッテリーシステムを生産している。また、ブリュール(シュツットガルト、ドイツ)とタスカルーサ(米国)では、2022年から生産を開始する計画。さらに、シンデルフィンゲン(シュツットガルト近郊、ドイツ)にも将来、バッテリー工場を建設する計画がある。
[提供元/FBC Business Consulting GmbH]