なぜ今なのか？カーシェアリングが欧州で驚異的ブームに

カーシェアリングは今となって特別目新しいものではありませんが、近い将来には移動手段の要となるかもしれません。

大手カーシェアリング企業「car2go」によれば、現在欧州で特に人気がでており、1.3秒につき1台がカーシェアリングされている状態。その理由は都市の急成長と展開し続けるデジタル化などの社会経済的動向が背景にあるようです。



今や大都市では大気汚染による走行規制や駐車場の不足などで、マイカーで移動することが限界となってきています。そこで必要な時に必要な分だけ走り、専用駐車場が確保されているカーシェアリングのシステムが人気に。

欧州3か国内で1300台配置されている電気自動車の利用も合わせ、シェアすることで排ガス量が減らせるという本来の目的の1つでもあった「環境にも優しい」点が再注目されています。

今のブームを見越して「car2go」は、2025年には自動運転システム搭載のカーシェアリングの売りにする目標を立てており、自動操作で顧客の元へ、利用後は自動で専用駐車場へ戻るシステムを開発していく予定。

「一家に一台」と言われていたクルマもフリー・フローティングを求められる時代が来たようです。

出典・参照元：http://auto-presse.de/