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輸入車ニュース

更新2016.06.15

本当に5年後に実現?ボッシュのコンセプトカー「Bosch Show Car」が日本初公開

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外車王SOKEN編集部

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今年の1月に、ラスベガスのConsumer Electronics Show (CES)で初公開となったボッシュのコンセプトカー「Bosch Show Car」がボッシュジャパンの本社1階で展示され、本日2016年6月15日午前10:00から関係者に公開された。

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このコンセプトカーは、今から5年後の2021年を想定してつくられている。ナレーターによる説明及びボッシュ説明員による紹介により、2時間程度開催された。

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まずクルマに乗り込み、指紋認証をおこない、本人確認をしたらエンジンスタート、いやスイッチオンだ。まずはコネクテビティという「自宅」や「オフィス」とクルマが繋がったものとなる。

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例えばクルマを運転中に、自宅に訪問者が来たとする。その訪問者は宅急便であると仮定し、クルマを運転中に対応が可能となる。クルマは自宅の訪問者に対応するために、運転者に「自動運転モード」への切り替えを促す。運転者が自動運転モードに切り替えると、ハンドルから手を離し、自宅に来た宅急便の訪問者と会話ができる。宅急便から荷物を受け取る時は、宅急便訪問者の指紋認証をおこない、安全確認をする。そして、自分の指紋認証もクルマのコンソールでおこなう。双方が間違えなく本人であると確認した後、宅配ボックスへ荷物を置いていってもらう。

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次に、クルマのメンテナンスをおこなう予定があったとする。15:00へ指定のボッシュカーサービスへタイヤ交換の予定であると仮定する。運転者はクルマを降り、仕事や私用を済ませているあいだに、クルマは自動運転モードで指定の工場へ行き、タイヤ交換を済ませ、指定の時間に運転者を迎えに行く。

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室内空間もより快適なものになるだろう。音楽も充実しており、今の気分をコンソールの画面で操作すると、その時の気分にあった音楽が流れはじめる。

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セキュリティもクルマと家を結ぶものへと進化していた。クルマで自宅へ到着したら、クルマから周囲に危険なものはないか、クルマのカメラや自宅のカメラで確認できる。周囲の安全を確認できたら、自宅へ入る。

最後はクルマの自動駐車(バレットパーキング)である。運転者がクルマを降りると、クルマは自動で車庫に入れ、次の始動に備えて自ら充電までおこなう。

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この未来のクルマは本当に5年後に実現するのか大変興味深い。しかし、ボッシュいわく、決してできないことを見せているのではなく、現在実現している技術か、もしくは開発中の技術だそうである。

遠くない未来に、今では想像がつかないくらい自動車は進化しているのは間違えなさそうだ。便利になり、安全になるのは大歓迎だが、人間とクルマの良い関係をもっと良いものにすれば、楽しみを感じながら、もっともっと未来のクルマで走りたいと思うのであろう。

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