更新2021.04.23
BMWにかかる税金とは。エコカー対象車から維持費まで役に立つ情報を徹底紹介
外車王SOKEN編集部
BMWの税金は、モデルによって異なります。BMWの購入を検討しているけれども、維持費、特にBMWと税金との関係が気になるという人も多いのではないでしょうか。
BMWといってもそのラインナップは豊富で、大きさやエンジンの種類も様々です。どの車種を選べば税金が抑えられるのかと悩むこともあるかもしれません。
ここでは、外車の中でも飛びぬけて高い人気を誇るBMWの税金と維持費を正しく理解して、損のないクルマ選びをしてもらうために解説をします。
BMWを所有するためにかかる税金とは
自動車税
自動車税（軽自動車税）は、1年に1回、4月1日時点の所有者が支払う義務があります。排気量に応じて異なる年額が課税されます。
金額は、2019年10月の税制改正によって、旧税制よりも500〜4,500円安くなっています。2019年10月以降に車を購入した場合には新税額で、2019年9月までに車を購入した場合は旧税額が課税されることになります。
同じ排気量の車でも購入時期によって税額が変わることになることを知っておきましょう。2019年10月前後での排気量別の税額は、以下の表のとおりです。
自動車重量税
自動車重量税はその名の通り、車の重量に応じて課される税金です。購入からの経過年数によって税額が異り、以下のように経過年数が増えるごとに増額されます。
・新車～12年まで...車両重量0.5トンごとに4,500円/年
・13年～17年...車両重量0.5トンごとに5,700円/年
・18年以降...車両重量0.5トンごとに6,300円/年
また、軽自動車は重量にかかわらず、経過年数が増えるごとに以下のように増額されます。
・新車～12年までは3,300円/年
・13年～17年は41,000円/年
・18年以降は4,300円/年
自動車重量税は新車購入時と車検を受ける際に、車検証の有効期間分（初回は3年、その後は2年）を支払うことになります。
また、電気自動車やハイブリッドカーなど、エコカー減税が適応される環境性能が優れた車を所有している場合には、減税あるいは免税されることがあります。
環境性能割
2019年10月1日に自動車取得税が廃止された代わりに車の購入時に支払う「環境性能割」という新しい名称の税金が設定されました。これは、燃費性能の良し悪しで税率が変わる税金で、中古車を購入する場合も対象となります。
「環境性能割」の税額は、取得価額に対して課せられます。取得価額とは「課税標準基準額+オプションの価額」です。新車の場合は課税標準基準額とオプション価格の合計で算定され、中古車の場合には、課税額に経過年数に応じた残価率をかけて計算されます。
ちなみに、課税標準基準額は新車価格の90％程度が目安となります。
税率は、非課税、1%、2%、3%の4段階に区分けされています。また、新車で購入した場合と中古車で購入した場合は、取得価額算出する方法が新車と中古車で異なる為、税額は変わってきます。また、2020年9月30日までに購入した場合は消費税10%の対応処置として、税率が一部区分で軽減されています。
消費税
消費税は、毎日の買い物の際に発生するように、車を買った場合にもかかる税金です。税率は2019年10月から10％になり、通常は車両本体価格に含まれて表示されます。
また、消費税は車両本体価格だけでなく、カーナビやフロアマットなどのオプションにも課税されます。
消費税は、普段は些細な税額なので気にならなくても、200万円、300万円という車を購入する場合には、何十万円という税額になるので、数パーセントの税額アップを改めて意識させられる税金なのです。
エコカー減税対象モデルを購入すれば税金を抑えられる
新しく追加された環境性能割や自動車重量税は、クルマの環境性能に応じた減免制度である「エコカー減税」を適用できます。
この制度は、購入時の負担や維持費を低く押さえることにより、多くの人に環境に優しい車に乗り換えてもらうことを目的に導入されています。
この制度に当てはまるエコカー減税対象モデルを選ぶことにより、国産車より割高なBMWであっても、税金が安く燃料代などの維持費を抑えることが可能になります。
エコカー優遇制度とは
エコカー優遇制度とは、排出ガス性能及び燃費性能に優れた自動車に対して、それらの性能に応じて、自動車重量税と自動車取得税を免税・減税する制度です。
上記で説明した「環境性能割」もその一つですが、その他のエコカー優遇制度には、以下の3つがあります。
・エコカー減税
・グリーン化特例
・クリーンエネルギー自動車補助金
「エコカー減税」とは、「環境性能割」が取得価額に対して課せられる税額の割引なのに対して、排出ガスと燃費の基準をクリアした環境性能に優れた車の自動車重量税が免税・減税される制度です。
「グリーン化特例」は、エコカー減税と同様に、燃費や排ガス性能のいい自動車に対して税金の負担を時限的に軽減する特例措置です。排気量に応じて課税される「自動車税」及び「軽自動車税」が免税・減税されます。
「クリーンエネルギー自動車補助金」では購入時に補助金が交付されます。CO2排出量がゼロのEV(電気自動車)やガソリン車と電気自動車の長所を併せ持つPHV（プラグインハイブリッド車）、そしてCO2排出量が少なく燃費の良いクリーンディーゼル車が対象になります。
bmwエコカー減税対象モデル一覧
環境性能に優れたクルマに対して各種税金が軽減されるエコカー減税対象車やグリーン化特例対象車など、BMWには豊富なエコカーラインアップがあり、以下に各車種名と対象グレードをご紹介します。
税金以外にかかるBMWの維持費
税金以外にも車を所有するには多くの維持費がかかります。これは国産車でも輸入車でも同じものや、車種によって異なるものもあります。次は維持費について説明します。
燃費
車を所有していてもっとも身近な維持費と言えば燃費ではないでしょうか。使用する燃料がガソリンであってもディーゼルであっても、少しでも燃費が良い車の方が毎月の維持費は少なくなります。
したがって、新しい車を購入する時も燃費は重要な判断基準になってきます。
燃料1リットルで何キロ走れるかという燃費は、一般的に大排気量でハイパワーの車種は燃費が悪く、小排気量であればパワーは小さい分燃費が良くなります。
BMWには、小排気量のガソリンエンジンやディーゼルエンジンにターボを組み合わせたり、マイルドハイブリッド、プラグインハイブリッドといった低燃費であっても排気量が大きい車種並みの走りが可能なモデルが複数あり、燃費を気にする人にも豊富な選択肢があります。
消耗品
エンジンオイルやタイヤ、そしてバッテリーなどが消耗品として大きい出費になります。
エンジンオイルは走行距離ごと、あるいは経過月によって交換が必要です。タイヤも同じで、走行距離が少なくても劣化が進むので、減り具合以外にも注意が必要です。
バッテリーは耐久性能も上がっているのでかなり持つようになりました。使用状況にもよりますが、2～3年に一度は交換が必要と言われています。
車検・点検費用
初回3年、それ以降は2年に1度の車検を受ける必要があり、その際には税金や自賠責保険料、整備費用などがかかります。また、6か月ごとの点検も受けた方がよいでしょう。これは、維持費であるとともに、車を所有する人の義務でもあるので避けては通れません。
BMWだからといって整備費用が高いという事はありませんが、普段BMWを扱い慣れていない業者にとっては勝手が違い、料金が高くなる可能性はあります。
しかし、例えばBMWを扱い慣れている外車王での点検ならば、そんな心配もありません。
保険
維持費でもっとも気になるのは保険料です。購入時には車の価格や燃費に気を取られがちですが、自動車保険料は非常に大きな出費になります。
対人・対物賠償責任保険は国産車でもBMWでも同じ金額ですが、車両保険に関しては、国産車より車両価格が高額になることがあります。また、車両価格に応じて割高になる修理代金も反映されるため、車種によって保険料が大きく変わります。
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今乗っている車が税金が高くて維持費も高いと思っているのでしたら、外車王で売却して、より燃費も良くて維持費のかからない車に乗り換えてみるのはどうでしょうか。輸入車の買取り実績に定評のある外車王のスタッフは、旧モデルのBMWをはじめ、多くの車種の専門知識があるので、満足のいく買取金額が期待できます。
そして、その買取費用を燃費の良くて維持費も少なくて済む最新のBMWの購入資金に充てることが出来ます。まずは外車王で買取査定をしてみましょう。
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BMWの税金を理解して予算に合ったモデルを選びましょう
BMWの購入を検討する時は、車両価格だけでなく税金や維持費をを理解したうえで、自分の予算とライフスタイルにあったモデルを選ぶことが必要です。検討する車種も新車だけではなくて、予算次第では無理せずに中古車も検討してみてはいかがでしょうか。
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