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更新2021.07.03

BMWの車検費用・相場の詳細とは?車検費用を抑える方法も解説

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外車王SOKEN編集部

BMWは、ドイツの高級車メーカーとして日本でも人気があります。BMWを所有しているオーナーにとって気になることと言えば、車検代が高額になりがちなことです。BMWの維持費の中でも大きな割合を占める車検費用は、どのくらいかかるのでしょうか。今回は、BMWの車検費用の相場、そして車検費用を抑える方法を紹介します。



BMWの車検は国産車と違う?


BMWの車検は国産車と違いがあるのでしょうか。ここでは、車検のスケジュールや流れについて紹介するとともに、車検におけるBMWと国産車の違いを解説します。


車検のスケジュール


車検のスケジュールは、新車を購入をした場合、初回が3年後、以降2年ごととなっています。車検が切れている中古車を購入した場合、初回が2年目、以降2年ごとに車検を通さなければなりません。この車検のスケジュールは、国産車であっても、BMWであっても同じです。


車検の流れ


車検の流れは、BMWと国産車で違いはありません。一般的な車検の流れは次の通りです。


【車検の流れ】


1.ディーラーや整備工場に入庫
2.ボディまわりの点検
3.タイヤの点検
4.ブッシュやサスペンションなどの足回りの点検
5.マフラーやボディフロアなどの下回りの点検
6.エンジンなどの機械まわりの点検
7.室内の点検
8.ライトのなどの点灯状態の確認及び光軸調整


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BMWの車検にかかる費用


BMWの車検にかかる費用は、大きく分けて「法定費用」と「車検整備費用」の2つです。ここからは、BMWの車検費用の詳細を解説します。


法定費用


BMWの法定費用は、車両重量によって決まる「自動車重量税」、法律で定められている強制保険の「自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)」、車検で必要となる検査手数料を支払うための「印紙代」の3つです。


自動車重量税は、自動車の車両重量によって税額が決まっています。課税の基準は、国産車もBMWも同じですが、BMWは国産車よりも車両重量が重いにあります。よって、同じクラスで国産車とBMWの自動車重量税を比較すると、BMWの方が高い税額になるケースがあります。2021年1月時点での2年ごとの自家用継続検査の自動車重量税は以下の通りです。


・~0.5トン以下:8,200円
・~1.0トン:16,400円
・~1.5トン:24,600円
・~2.0トン:32,800円
・~2.5トン:41,000円
・~3.0トン:49,200円


自動車損害賠償責任保険、いわゆる自賠責保険は、自動車損害賠償保障法によって加入が義務付けられています。2021年6月時点での自動車損害賠償責任保険は、自家用乗用車(普通車)24ヶ月で20,010円となっています。保険料は、どの保険会社で加入しても同額です。


自動車検査登録の印紙代は、国や行政に支払う手数料であるため、車検を受けるときに必ず必要となります。2021年1月時点での印紙代は下記の通りです。


指定工場    


・軽自動車:印紙代1,100円
・その他の自動車:印紙代1,200円


認証工場


・軽自動車:印紙代1,400円
・小型自動車(主に5ナンバー車):印紙代1,700円
・小型自動車以外の自動車(主に3ナンバー車):印紙代1,800円


これらの法定費用は、税制の改正や保険料率の改定などによって変動するため、毎年同じ金額とは限りません。


車種別の整備費用


車検の整備費用は、車種や交換する部品によって変わります。BMWの車検は、一般的に3年目の初回車検の場合、大きな修理や交換部品が発生しにくいため、10万円前後の整備費用で済むことがほとんどです。したがって、初回車検の費用は、車検整備費用の約10万円に、法定費用5~6万円が加算され、15万円程度で済みます。


2回目以降の車検では、交換する部品が増えるため、車検整備費用が高くなります。例えば、ブレーキのパッドやローターの交換が発生した場合は、初回の車検費用よりも10万円以上高くなります。BMWのコンパクトモデル1シリーズ(E87・F20)やクロスオーバーSAV(SUV)のX1であっても、ブレーキのパッドやローターを交換する費用は10万円以上かかります。つまり、2回目(5年目)の車検でブレーキのパッドとローターを交換した場合の車検費用は25万円以上になります。


BMWは、交換しなければならない部品が年々増える傾向にあるため、車検費用も徐々に高くなります。


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車検を出す場所によるBMWの車検相場の違い



BMWの車検は、依頼先によって車検費用の相場が異なります。先述の通り、車検費用の内訳は、「法定費用」と「車検整備費用」の2つです。法定費用は、どこで車検を依頼しても費用に違いがありません。


しかし、車検整備費用は、ディーラー・整備工場・カー用品店などによって違いがあります。ここからは、BMWの車検依頼先による費用相場の違いの解説です。車検依頼先によってメリットやデメリットもあるため、自分にあった依頼先を見つける手がかりにしてみてください。


ディーラーでの車検


BMWの車検をディーラーに依頼すると、メーカー推奨部品への交換や各車種に合った最適な整備を実施できます。ただし、メーカーの純正部品に交換するため、車検費用が高くなる傾向があります。ディーラーでの車検は、車検を予約する前に見積もりを依頼し、費用を把握してから予約するようにしましょう。


ディーラー以外での車検


BMWの車検をディーラー以外に依頼すると、OEM部品を使った車検整備ができるため、ディーラーよりも車検費用を安く抑えることができます。また、車検を専門としているコバックやカー用品店のオートバックスなどでは、必要最低限の整備のみで車検を通すことも可能です。


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BMWの車検はなぜ高いのか


BMWの車検は、消耗品や交換する部品が多くなるため、費用が高くなってしまいます。消耗品や交換部品が多いのは、BMWの車作りにおける考え方が国産車と違うからだと言えるでしょう。


BMWは、ボディの骨格やエンジンなどの基本的なメカニズムが頑丈に作られています。しかし、定期的なメンテナンスや部品交換を行わないと良好なコンディションを維持することができません。このように、車作りの根本的な考え方に違いがあるため、BMWの車検費用は国産車に比べて高くなってしまうのです。


BMWの車検を安くする方法


BMWの車検は、年々高くなる傾向にあります。しかし、実は少しの工夫でBMWの車検費用を安くすることができるのです。ここからは、BMWの車検費用を抑える方法を紹介します。


自分で部品を購入する


BMWの車検を安くするためには、部品を自分で購入するという方法があります。BMWの部品を個人輸入したり、インターネット通販で入手したりすれば、部品費用を削減でき、車検費用を抑えることができます。


民間の車検業者に依頼する


民間の車検業者にBMWの車検を依頼すると、車検費用を抑えられます。民間車検業者とは、ディーラー以外の車検専門店やカー用品店のことです。先述のとおり、民間車検業者は、整備費用や部品費用を抑えられるため、車検費用を安く抑えることができます。



2年間の走行距離無制限保証に入る


BMWでは「BMW Premium Selection(BMWプレミアム・セレクション)」というBMW認定中古車プログラムを提供しています。特徴は、最大100項目の納車前点検や2年間の走行距離無制限保証などです。2年間の保証は、エンジン、トランスミッション、ブレーキなどの走行に関わる部分を保証してくれます。


ただし、社外部品、後付けBMWアクセサリー品(部品の保証で別扱)、内外装品(塗装・ガラス・各レンズ・錆・臭い含む)、消耗品、油脂類や液類、ゴム部品は保証対象外です。それでも、エンジンやトランスミッションといった主要部分が、2年間にわたり走行距離無制限で保証されることは大きなメリットと言えるでしょう。


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車検を機に乗り換えを考えたら外車王で査定


BMWの車検は、2回目(5年目)以降に交換部品が増える傾向にあるため、車検費用が回数を重ねるごとに高くなります。車検の見積もり時に費用が高いと感じたら、現在乗っているBMWの売却も検討してみましょう。高い車検費用を支払って乗り続けるよりも、次のBMWに乗り換えた方がランニングコストを安く抑えられることもあります。次のBMWを購入するためには、現在乗っているBMWを高く売ることがポイントになりますが、BMWを少しでも高く売りたければ、BMWをはじめとした輸入車の買取を専門としている外車王がおすすめです。


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車検を理解して安心・安全なBMWライフを送りましょう


BMWは、車検費用が徐々に高くなっていく傾向がみられます。しかし、認定中古車の保証制度を利用したり、自分で部品を購入したり、民間車検業者に依頼したりすることで、費用を抑えることが可能です。BMWの車検を通すときには、車検にかかる費用の内訳や整備内容をしっかりと理解することが大切です。車検のことを正しく知って、安心・安全なカーライフを送りましょう。

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