更新2021.06.14
BMWを買うならどのシリーズか。グレードからエンジンの特徴まで解説
外車王SOKEN編集部
BMWには多くのシリーズやグレードがあり、それぞれに特徴の違いがあるので迷う事があるかもしれません。そのため、BMWの購入を検討する際には、シリーズやグレードの違いを詳しく調べることが重要です。そこで、BMWのどの車種を購入すべきか迷っている人へ向けて、BMWの各シリーズとグレード、そしてエンジンの違いや特徴などを詳しく解説します。
BMWの「シリーズ」と「グレード」とは
まずは、BMWのシリーズとグレードについて解説しましょう。BMWは、コンパクトカーから高級セダン、そしてSUVやスポーツカーまで幅広い車種をラインナップしています。
BMWでは、車ごとに名前が付けられるのではなく「〇〇シリーズ」という分け方がされます。シリーズが、基本的に車名を表すものだと考えて問題ありません。
BMWでは車種にマスコットネームを冠せず、1シリーズ、2シリーズという1~8までの数字もしくは、Xシリーズ、Mシリーズというようにアルファベットの表記で車種を表しています。
単純にいうと、シリーズの数字が大きくなると車の大きさやエンジンの排気量が大きくなり、車体価格も高くなるのです。
BMWの車名は数字とアルファベットからなり、基本的には、1桁目はシリーズ名、2桁目と3桁目で排気量、4桁目にエンジンの種類がアルファベットで表記されます。また、2桁目以降が国産車でいうところのグレードになります。
3シリーズ
BMW 3シリーズは、全長4,715~4,805mm x 全幅 1,825~1,905mm x 全高1,430~1,475mmという日本国内でも扱いやすいボディサイズと、489万円からという比較的手に入れやすい価格によって、BMWの中で一番売れているシリーズです。
スポーツセダンとして人気のある「セダン」を中心に、ステーションワゴンの「ツーリング」、4ドアクーペの「グランツーリスモ」が設定され、エンジンの種類もガソリン・ディーゼル、4気筒・6気筒と豊富に揃えられています。
また、スタンダードモデルに加えてMスポーツも用意されており、ラインナップの豊富さも人気の理由です。
加えて、日本初の「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」や、搭載カメラをドライブレコーダーとしても使える機能など、安全性能や快適装備の充実が高い評価を博しています。
3シリーズのグレードの違いについては、以下の記事を参考にしてください。
5シリーズ
BMW 5シリーズは、3シリーズと比較すると、5シリーズセダンは全長4,975mmと、3シリーズセダンより260mm大きく、スタイリッシュで力強いシルエットのプレミアムセダンとなっているのがわかります。
また、最先端の安全技術、高級感のある室内空間や上質な乗り心地の「セダン」以外にも、広大な荷室を誇る「ツーリング」やハイパフォーマンスの「Mモデル」もラインナップされています。
そして、環境性能に優れたクリーンディーゼル、高効率なガソリンエンジンに加えて、プラグイン・ハイブリッド車も設定されています。
7シリーズ
BMW 7シリーズは、セダンのみのラインナップで、堂々たる風格と並外れたパフォーマンス、そして最大限の快適性を持ったBMWのフラッグシップセダンとなっています。
エンジンにはグレードの違いによって、新開発のV型8気筒BMWツインパワーターボエンジンやハイブリッド、そして最高峰のV型12気筒エンジンを搭載しています。
また日本初導入となる「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」をはじめと数多くの先進機能を搭載しています。
Mシリーズ
BMW Mシリーズは、BMW Mがチューニングした高性能のスポーツモデルです。モータースポーツからフィードバックした革新テクノロジーを市販のスポーツカーに投入し、て各シリーズの最高スペックのグレードとして設定されています。
M2・M5・M8などMを冠するこれらのモデルは、サーキット走行などの過酷な条件に耐え得る、特別にチューニングされたエンジンとMサスペンション、そして強力なブレーキシステムなどが採用されています。
Xシリーズ
BMW Xシリーズは、これまでのセダンに代わり、BMWの新たな主役になっているSUVシリーズです。ラインナップもX1からはじまり、X2~X7と豊富にあります。
そして、X4とX6はSUVながらもクーペタイプのスタイリッシュなボディが特徴です。一方で、X7はゆったりと座れる3列シートを備えた超大型SUVとなります。
また、 xDriveという4WDシステムが標準装備されているモデルが多くありますが、最近はFFの2WDが好まれる傾向があり、X1・X2などには2WDのグレードも設定されてます。さらに、X3以上ではMモデルが用意されています。
同じシリーズでも多様な種類がある
BMWの各シリーズにはそれぞれに複数のボディタイプがあります。セダン・ツーリング・グランツーリスモ・クーペ・グランクーペ・アクティブツアラー/グランツアラー・カブリオレといったボディタイプが、それぞれのシリーズに合った組み合わせでラインナップされます。
例を挙げると、2シリーズにはセダンはありませんが、2ドアのクーペ・オープンカーのカブリオレ・4ドアクーペのグランクーペ・ミニバンタイプのアクティブツアラー/グランツアラーがラインナップされています。
さらに、異なる排気量・エンジン・ランクの組み合わせがあり、選択肢は豊富です。以下で、排気量・エンジン・ランクの違いについて紹介します。
排気量の違い
ひとつのシリーズに複数の排気量の違うエンジンが用意されているのも、BMWの特徴です。3シリーズを例にとると、同じボディで2.0L~3.0Lという大きな排気量の違いがあります。同じシリーズでも排気量の違いによって性能も維持費も異なるので、購入にあたっては良く検討する必要があります。
エンジンの種類の違い
エンジンの種類が豊富にあるのもBMWの特徴です。最もグレードが多い3シリーズを例を挙げると、直列4気筒2.0Lのガソリンエンジンとディーゼルエンジン、直列4気筒2.0Lのプラグインハイブリッド、直列6気筒3.0Lのガソリンエンジンの合計4種類がラインナップされています。
ガソリンとディーゼル、そしてプラグインハイブリッドと、まったく性能も性格も異なるエンジンのため、同じシリーズとはいえ選択に悩むかもしれません。また、7シリーズでは、直列6気筒3.0Lのガソリンエンジンとディーゼルエンジン、そしてプラグインハイブリッド、さらにはV型8気筒の4.4LとV型12気筒の6.5Lまであります。購入の際は、スペックと価格、ライフスタイルをよく考えての選択が必要となります。
ランクの違い
BMW3シリーズには、「スタンダード 」「Mスポーツ」という2つのランクがあり、それぞれに装備や特徴の違いがあります。
また、BMW5シリーズには、スタンダードは設定されず「ラグジュアリー」 と「Mスポーツ」だけになるなど、各シリーズによってランクの設定に違いがあります。
スタンダードはベーシックでありながら様々な機能と安全性を備えたタイプです。
ラグジュアリーはスタンダードモデルの装備に加え、ハイグロスクローム仕上げのデザインエレメントや高級素材のレザーシートとドアトリムなど、高品質な装備を組み合わせたモデルです。
そしてMスポーツは、Mスポーツサスペンションによるパッケージで、BMWらしい走りを彷彿とさせたモデルとなります。
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魅力的なBMWの各シリーズですが、購入するには国産車に比べれば割高であることが問題となります。しかし、今乗っている車を売って乗り換えの際の資金にすることで、BMWの購入の資金に充てることができるかもしれません。
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また、外車王ではBMWの中古車も取り扱っているので、買取査定の際に希望するBMWのシリーズやグレードなどを相談することもできます。
BMWのシリーズの違いを知って自分にぴったりな車種を選びましょう
単にBMWの〇〇シリーズを買おうと販売店に出向いても、その選択肢の多さに驚くかもしれません。
購入の前には、自分の欲しいタイプやライフスタイル、用意できる予算などを考えましょう。ベーシックなスタンダードモデルにするのか、それともラグジュアリーやMスポーツを選ぶのか、もしくはガソリンエンジンにするのか、経済的なディーゼルにするのかなど、考えることは沢山あります。
大事なのは無理のないクルマ選びをすることです。そして、そのためにはBMWのシリーズやエンジンの違いを知ることが大切です。
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