中古車の豆知識 更新 2020.10.23 公開 2020.10.23

BMWの維持費は高い?内訳と安く抑えるためのポイント

日本で流通している外車の中でも、スポーティーなルックスと走りで高い人気を維持しているブランドがBMWです。今回は、BMWの維持費が高いのか、なぜ高額になってしまうのか、維持費を抑えるためにはどうしたら良いのか、解説していきます。



そもそもBMWとは


BMW(ビー・エム・ダブリュー)とは、ドイツのバイエルン州ミュンヘンに本社を置く自動車・二輪・エンジンのメーカーです。2020年時点、MINIとロールス・ロイスを傘下に収めています。

BMWの特徴は、「キドニーグリル」と呼ばれる独自のグリルを備えていることです。また、直列6気筒エンジンを搭載し、後輪を駆動させるFR方式を採用しています。コーポレートスローガンである「駆け抜ける歓び(Freude am Fahren)」を追求すべく、走行フィールにスポーティーな味付けを施していることも特徴です。

BMWのロゴは、BMWが航空機エンジンメーカーであることにちなんで、「プロペラをモチーフとしており、白い雲と青い空をイメージしたカラーリング」になっていると噂されていました。しかし、2020年のロゴ変更のタイミングで、プロペラがモチーフである説が正解でないことを公式に発表しています。

BMWロゴの歴史は1917年までさかのぼります。1917年10月5日に作成されたBMWロゴは、BMWの前身「ラップ発動機製作所(1913~1917)」の円形デザインを受け継ぎ、2本の外周円の内側に「BMW」の文字が配置されました。また、ロゴ内側の四分円には、バイエルン州を象徴する白と青が採用されています。

しかし、当時の商標法によって、州や君主の紋章を民間企業が使用することが禁じられていたため、BMWのロゴは、紋章と逆順の青と白のデザインになりました。

BMWの維持費の内訳




BMWの年間維持費には、ガソリン代、点検・修理代、メンテナンス費用、車検費用、税金があります。ここからは、それぞれの維持費がどの程度かかるのかを解説します。

ガソリン代

ガソリン代は、BMWの車種や搭載エンジンの種類によって変わります。BMWのパワートレインのラインナップは、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、ハイブリッドの3つです。それぞれのエンジン特性・燃費、使用燃料によってガソリン代は異なります。

例えば、BMWの中核モデルの3シリーズ(2018年式)の場合、ガソリンエンジンモデルのカタログ燃費が13.5km/L~17.2km/Lで、ディーゼルエンジンモデルのカタログ燃費も17.4km/L~21.4km/Lと、グレードにより差があります。さらに、ハイパフォーマンスバージョンM3(ガソリンエンジン)のカタログ燃費は、11.9km/L~12.2km/Lです。

これらはカタログ燃費であるため、実際の燃費とは差があります。燃費は、アクセルワーク、街中や高速道路といった走る道、乗車人数、積載する荷物の重さで変化します。ぜひ一度、満タン給油法により、所有しているBMWの本当の実燃費を算出し、ガソリン単価と年間走行距離を掛け合わせ、年間ガソリン代を計算してみることをおすすめします。

ガソリン代を実燃費で算出をすると、年間維持費が具体的になり、このまま維持していくのか、別の車に買い換えるのかを考えるときの参考になるでしょう。

修理費

BMWの修理費は、ゴムパーツやライトの球切れなど経年劣化によるものやBMWならではの故障により発生します。

経年劣化によるパーツ交換はゴム製品のパーツに多く、そのほかエンジンのベルト、足まわりのブッシュやマウント、ヘッドライトやナンバー灯などの交換も必要です。また、ブレーキのパッドやディスクローターも磨耗していくため、時期が来たときに交換しなければなりません。

BMWならではの故障は、エンジンオイルの漏れ、パワーステアリングオイルの漏れです。エンジン・パワーステアリングのオイル漏れは、オーバーヒート、ステアリング不調の原因のため、放置してはいけません。駐車場にオイルの染みを見つけたときや、エンジンルームを覗いたときにオイル漏れを発見したときには、早めに修理しましょう。

メンテナンス費

BMWのメンテナンス費は、エンジンオイルの交換やオイルフィルターの交換、タイヤのローテーション、冷却水の補充といった、車の健康を維持していくために必要なメンテナンスにかかる費用です。

BMWのオイル交換は、車種、搭載エンジンの種類、エンジンの排気量および気筒数によって異なりますが、おおよその目安として、1度のオイル交換で4L~9Lの量を交換することが多いです。また、オイルフィルターを交換するときは、フィルター代もかかります。

タイヤのローテーションは、タイヤの磨耗を均一にすることや、BMW本来の走行性能を発揮させるために必要なメンテナンスです。駆動方式やタイヤサイズによって、タイヤローテーションが、できる場合とできない場合があります。2WD(FFやFR)かつ前後タイヤサイズが同一の場合は、タイヤの磨耗具合に応じて前後左右のタイヤローテーションをしましょう。

冷却水は、エンジンを適正な温度に保つために必要な液体です。エンジンにこだわりがあるBMWは、エンジンのマネジメントをしっかりと行うことが求められます。エンジンの性能を維持するためにもBMWに合った冷却水を補充するようにしましょう。

車検費用

BMWの車検は、国産車と比較をすると高額になるケースがあります。BMWは車両重量が重く、国産車の同クラスの車種と比べると1クラス上の税率になる場合があるからです。また、消耗品や交換部品が多くなれば、比例して車検費用は高くなります。維持費の中でも大きなウェイトを占める車検費用は、高額になるケースを想定して、積立しておくと安心できるでしょう。

税金

BMWの税金には、1年に1回課税される「自動車税」と、車検のタイミングで課税されることが多い「自動車重量税」があります。

自動車税は、エンジンの排気量により課税額が決定するものです。BMWのエンジン排気量は、1.5L~6.6Lと幅広いため、車種やグレードによって税額が大きく異なります。

自動車重量税は、車両の重量に対しかかる税金です。同一車種であっても、装着されている装備や搭載されているエンジンの大きさによって税率が変わることがあります。

BMWの維持費をシリーズ別に比較




BMWの維持費は、シリーズやグレードで差が生じます。ここからは、それぞれのシリーズの維持費を詳しくお伝えします。各シリーズで維持費がどれだけ違うのか、同じシリーズの中でも維持費が安いグレードがあるのかということを探っていきます。


1シリーズ

BMWのエントリーモデルの1シリーズは、Cセグメントの5ドアハッチバックです。初代1シリーズには、2ドアクーペやオープンモデルのカブリオレもラインナップしていましたが、2014年から2シリーズクーペおよびカブリオレに移行しました。

ガソリン代は、実燃費の平均値を元に算出します。実燃費は、エンジンの種類や世代により異なりますが、平均10.0km/Lです。年間走行距離12,000km、ガソリン単価145円の場合、1年間で174,000円の燃料代がかかる計算となります。

BMW 1シリーズのエンジン排気量は、世代により展開が異なるものの、1.5L~3.0Lです。よって、自動車税は、36,000円~50,000円となります。

年間維持費は、210,000円~224,000円です。

BMW 1シリーズの車両重量は、1,290kg~1,530kgのため、車検の時に自家用2年の税額24,600円~32,800円が加算されます。

2シリーズ

BMW 2シリーズは、2014年に新設された新しいシリーズです。ボディバリエーションは、大きく2種類に分類されます。コンパクトMPVの「アクティブツアラー」および「グランツアラー」とコンパクトスポーツの「クーペ」、「カブリオレ」、「グランクーペ」です。また、ハイパフォーマンスバージョンの「M2」もラインナップしています。

ガソリン代は、実燃費平均を元に算出します。実燃費は、ボディタイプ、エンジンの排気量、使用する燃料により異なりますが、平均10.0km/Lです。年間走行距離12,000km、ガソリン単価145円の場合、1年間で174,000円の燃料代がかかる計算となります。

BMW 2シリーズのエンジン排気量は、ボディタイプやグレードで異なりますが、1.5L~3.0Lです。よって、自動車税は、36,000円~50,000円です。

年間維持費は、210,000円~224,000円となります。

BMW 2シリーズの車両重量は、1,450g~1,740kgであるため、車検の時に自家用2年の税額24,600円~32,800円が加算されます。

3シリーズ

BMWの中核を担う3シリーズは、初代が1975年に登場しました。以降、モデルチェンジを繰り返しながら2020年現在でも販売が継続しています。ボディバリエーションは、セダンとステーションワゴンの「ツーリング」を主軸に、世代によって2ドアクーペやオープンのカブリオレ、ハッチバックもラインナップしていました。また、ハイパフォーマンスモデルの「M3」は、世代を超えて評価される人気モデルです

ガソリン代は、6代目(F30)の実燃費平均を元に算出します。実燃費は、ボディタイプ、エンジンの排気量、使用する燃料により異なりますが、平均11.0km/Lです。年間走行距離12,000km、ガソリン単価145円の場合、1年間で158,000円の燃料代がかかる計算となります。

BMW 6代目3シリーズ(F30)のエンジン排気量は、ボディタイプやグレードで異なりますが、1.5L~3.0Lです。よって、自動車税は、36,000円~50,000円です。

年間維持費は、194,000円~208,000円となります。

BMW 3シリーズ(F30)の車両重量は、1,490kg~1,595kgであるため、車検の時に自家用2年の税額24,600円~32,800円がプラスされます。

※ここでの計算は、ハイパフォーマンスモデルの「M3」を除いた算出となっています。

5シリーズ

BMW 5シリーズは、1972年からラインナップしているBMWの伝統的なミディアムサイズの車種です。ボディバリエーションは、セダンとステーションワゴンの「ツーリング」がメインですが、世代により5ドアハッチバックの「グランツーリスモ」もラインナップしています。また、高い運動性能を誇る「M5」が展開していることも5シリーズの特徴です。

ガソリン代は、6代目5シリーズセダン(F10)の実燃費平均を元に算出します。実燃費は、エンジンの種類や排気量により異なりますが、平均8.5km/Lです。年間走行距離12,000km、ガソリン単価145円の場合、1年間で204,740円の燃料代がかかる計算となります。

BMW 6代目5シリーズセダン(F10)のエンジン排気量は、ボディタイプやグレードで異なりますが、2.0L~4.4Lです。よって、自動車税は、36,000円~75,500円です。

年間維持費は、240,740円~280,240円となります。

BMW 5シリーズ(F30)の車両重量は、1,625kg~1,905kgであるため、車検の時に自家用2年の税額32,800円が加算されます。

※ここでの計算は、ハイパフォーマンスモデルの「M5」を除いた算出となっています。

BMWの維持費が高くなる原因




BMWの維持費が高くなる原因は、自動車税、自動車重量税、メンテナンス不足、点検・修理の依頼先など、さまざまな理由が考えられます。ここでは維持費が高くなる原因の主要項目である「自動車税」、「メンテナンス」、「修理依頼先」について解説します。

13年以上乗っている

BMWの維持費が高くなる理由の中で、大きな要因になるのが自動車税です。特に、初年度登録から13年以上経過した車に関しては、自動車税が15%も上がります。

BMWは、車両骨格やエンジンの作りが丈夫です。また、メンテナンスが行き届いている車両であれば、10年落ちの車両でも乗り続けることができます。

メンテナンスをしていない

外車は、日常のメンテナンス、定期的な点検や部品交換をすることで良好なコンディションを維持できるように設計されています。BMWも例外なく、日常のメンテナンスや点検・整備が必須です。消耗品や交換が必要なパーツを定期的に交換していない場合、車検や1年点検のタイミングで多額の整備費用がかかり、結果的に維持費が高額になることがあります。

ディーラーに修理依頼をしている

メンテナンスや点検・整備を実施するのには、時間と費用がかかります。ディーラーにメンテナンスや点検・整備を依頼すると、中間マージンが多くとられ、修理費用が高くなりがちです。メーカー保証の期間内はディーラーで整備を受け、保証期間が終了したらBMWを得意とする修理工場に整備を依頼すると、維持費を抑えることができるでしょう。

BMWの維持費を安くする方法




BMWの維持費を安くする方法として、定期的なメンテナンスや点検・整備を心がけることが大切です。その他に、維持費の多くを占める税金やガソリン代を節約するという方法もあります。それでは、BMWの維持費を安くする方法を具体的に解説します。


定期的にメンテナンスをする


BMWは高い走行性能を維持するため、さまざまなセンサーや電子制御により車両の状態をモニタリングしています。少しでも異常を感知すると警告灯が点灯して、知らせるようになっているほど繊細です。繊細な車だからこそ、日常のメンテナンスを欠かさずに行い、定期的に点検・整備を実施しましょう。

税金が安い車種を選ぶ

BMWの維持費を安くする効果的な方法は、税金が安い車種やグレードを選択することです。近年のBMWは、排気量が小さいエンジンにターボを装着した「ダウンサイジングターボ」モデルも充実しています。

自動車税は、あくまでもエンジン排気量により税額が決まるため、ターボを搭載していても自動車税が増額されることはありません。また、自動車重量税は、車両重量に対し課税されるため、重量が軽い車種やグレードを選択することで、税金を安く抑えることができます。

また、ディーゼルやハイブリッドなど、環境性能に優れた車種は、補助金対象や減税対象になります。環境に配慮した車種を選ぶことは、地球にやさしいだけではなく、経済的負担の軽減にも繋がるのです。

ディーゼル車を選ぶ


BMWはディーゼルモデルの導入にも積極的です。ディーゼルは、軽油を燃料としているため、ガソリン代を節約することができます。日本では、レギュラーガソリンを基準とした場合、ハイオクガソリンが10円程度高くなり、軽油が10円程度安い価格です。BMWのガソリン車はハイオク仕様であるため、ディーゼルエンジンを搭載した車種にするだけで、ガソリン代1Lあたり20円も安くなります。

維持費が高い中古外車は外車王に売却するのがおすすめ




BMWは、走行性能に特化した車であるため、維持費が高くなってしまうのは避けられません。年数が経過すれば交換部品や不具合箇所が増えることから、維持費が年々高くなっていきます。維持費が高い中古外車は、早めに売却して次の車に乗り換えてしまう方が良いといえるでしょう。外車の売却を考えているのであれば、外車王がおすすめです。

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BMWは維持費を踏まえて自分に合った車種を選ぼう


BMWは維持費が高くなりがちなメーカーです。せっかくBMWに乗るなら高性能なモデルに乗りたいと考えてしまうかもしれませんが、ベーシックなグレードや経済的な車種でもBMWの走りを体感でき、「駆け抜ける歓び」を味わうことができます。年間のランニングコストを踏まえた最適なBMWを選んで、楽しいBMWライフを送りましょう。

[ライター/外車王SOKEN編集部]

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