BMWグループ、20年販売は8.4%減も中国は7.4%増加

独自動車大手のBMWグループは11日、2020年通期の自動車販売(BMW、MINI、ロールスロイス)が前年比8.4%減の232万4,809台にとどまったと発表した。地域別では、中国が前年比7.4%増の77万7,379台と好調で、全体の3分の1を占めた。


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BMWブランド単独では、前年比7.2%減の202万8,659台にとどまった。ただ、「8シリーズ」、「7シリーズ」、「X7」などの上級ラグジュアリーセグメントの販売は、前年比12.4%増の11万5,420台と好調だった。

電動車(BMW、MINIの純粋な電気自動車およびプラグインハイブリッド車)の販売は、前年比31.8%増の19万2,646台に拡大した。欧州市場では電動車の割合が全体の約15%となっている。

地域別では、アジアが前年比6.1%増の98万4,515台と好調で、中国のほか、韓国も前年比30.5%増の6万9,872台に伸びた。米国は、前年比18.0%減の30万6,870台。欧州も、前年比15.7%減の91万2,621台に落ち込んでいる。母国ドイツは、前年比13.4%減の28万7,143台だった。

［提供元/FBC Business Consulting GmbH］