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更新2021.07.19

BMWのディーゼル車は本当に故障しやすいのか。原因やディーゼル対象モデルを紹介

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外車王SOKEN編集部

BMWのディーゼル車は故障しやすいという評判を聞いたことがあるかもしれません。BMWのディーゼル車の耐久性や故障の原因、故障した場合の対処方法や修理費用を知りたいという人も多いのではないでしょうか。そこで、そんな人のために、BMWのディーゼル車の故障の原因や対処法を、ディーゼル対象モデルを含めて紹介します。



BMWのディーゼル車は故障しやすい?


結論から言うと「BMWのディーゼル車だから故障しやすい」ということはありません。


ディーゼルエンジンは、燃焼時に粒子状物質(PM)と窒素酸化物(NOx)が発生し、その除去が必要になります。そのため、ガソリン車とは異なる独自のメンテナンスが必要です。BMWのディーゼル車だから故障しやすいというわけではなく、ディーゼルエンジンの特徴を理解し、適切なメンテナンスをすればガソリン車同様、あるいはガソリン車以上の耐久性が期待できます。


高圧縮で軽油に自己着火させる構造のディーゼルエンジンは、もともと非常に頑丈な作りとなっており、商用車などでは何十万キロも走行できるケースも珍しくありません。


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BMWのディーゼル車の故障の原因


ディーゼルエンジンの主な故障の原因としては、エンジンや排気システムの汚れやオイルの劣化などが考えられます。これらはガソリン車以上に注意する必要があります。


ここでは、BMWのディーゼル車の故障の原因を詳しく紹介します。


エンジンや排気システムの汚れ


ガソリンエンジンと異なるディーゼルエンジン独自のシステムとして、排出ガスを浄化するDPF(ディーゼル微粒子捕集フィルター)という装置があります。


この装置は、フィルターで集めたディーゼル微粒子を再燃焼させる構造になっていますが、長期間の使用や再燃焼しにくい低速走行の頻度が高いと、フィルターが目詰まりを起こし、 排気効率の低下や燃費の悪化といった悪影響が出てきます。


オイルの劣化


ディーゼル車では、専用のエンジンオイルを使用します。劣化したオイルを使用し続けるとエンジンへの負荷が大きくなるのはガソリンエンジンも同じです。しかし、ディーゼルエンジンはガソリンエンジンに比べてススが多く発生するため、オイルが汚れやすい傾向にあります。


定期的にオイル交換をしておかないと燃費の低下や振動の原因となり、十分なパフォーマンスが得られないことがあります。


部品の劣化による水漏れ・オイル漏れ


BMWのディーゼル車を長期間おいる使用したり、オイル交換を怠ったりすると、各部のパッキン(またはガスケット)の機能や効果が薄れ、水漏れやオイル漏れといった不具合が発生します。


そのまま放置しておくと重大なトラブルに発展する可能性があり、結果として、維持費が余計にかかることになります。そのため、ディーラーや修理工場で定期的な点検やメンテナンスが必要です。


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BMWのディーゼル車が故障した時の対処法と費用



BMWのディーゼル車は、故障の原因によって対処方法が異なります。ここでは、BMWのディーゼル車が故障した時の具体的な対処方法や費用について紹介します。


添加剤を注入する


現在のディーゼルエンジンは、超高圧で燃料を噴射します。しかし、燃料を噴射するインジェクターは長年の走行などで汚れが蓄積します。


インジェクター内部に発生する微少な汚れを洗浄するためのインジェクター洗浄専用軽油添加剤という製品があります。500ml程度の添加剤を燃料タンクに注ぐだけなので誰にでも簡単にできます。各メーカーから発売されていて3,000円程度でカーショップやネット通販で購入できます。



オイル交換をする


エンジンの調子が悪いと思ったら、まずオイル交換を試してみましょう。適切なオイル交換をしないままで乗っていると、エンジンの動きが鈍くなりエンジンの故障につながります。


カーショップやネット通販でも購入できますが、その場合ディーゼル専用オイルや車の性能に合ったオイルを購入する必要があります。価格も種類によって異なりますが、BMWの純正ロングライフオイルは、通販サイトなどで1Lあたり3,000円前後で購入できます。必要な量は車種によって異なりますが、BMW3シリーズの場合は4L~6Lが目安になります。


また、自分でオイル交換をすることも出来ますが、古いオイルを抜いてから新しいオイルを入れる必要があるため、古いオイルの処理を適切にしたり、安全に作業する場所も必要なので、購入店や修理工場に任せる方が無難です。


ディーラーや修理工場で診てもらう


ディーゼルエンジン搭載車に不具合が生じた場合は、なるべく早くディーラーや修理工場に修理を依頼しましょう。最新のエンジンには、様々な機能が加えられており、自己判断でいじるのは得策ではありません。


BMWのディーゼルエンジンには、有害な微粒子物質を除去するDPFというフィルター装置があります。DPFが目詰まりしてる場合は除去作業をしなければなりませんが、この場合はDPFクリーニングという対処法が行われ、整備費用の相場は20,000円から30,000円となります。


さらに、DPFを含む触媒全体の交換となると、車種によっては300,000円から800,000円もの費用が必要となります。


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BMWのディーゼルエンジン対象モデル一覧


BMWではディーゼルエンジン搭載車を多くラインナップしています。低燃費を活かした車種だけではなく、高性能なスポーツモデルまであり、その選択肢も増えています。


BMWのディーゼル対象車は、以下のとおりです。



豊富なラインナップとなっているため、好みの車種を見つけられるでしょう。


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BMWのディーゼル車は、低燃費でパワフルな走りから、BMWの購入を検討する人にとっても魅力的な選択となります。しかし、ガソリン車よりも割高なため、より割安なガソリン車で我慢するケースもあるのではないでしょうか。


しかし、今乗っている外車を売却して購入資金に充てることで、ガソリン車とディーゼル車の差額を埋めることが出来るかもしれません。


その場合には、輸入車専門買取の外車王での査定をおすすめします。外車王は、輸入車をメーカー・年式を問わず買い取っており、それぞれの車種のよいところを見抜く知識と経験があります。BMWのディーゼル車の購入を検討する前に、是非外車王で無料査定を依頼してみてください。


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軽快な走り心地のBMWディーゼル車で快適なドライブを


BMWのクリーンディーゼルエンジンは、低回転時における高トルクが魅力のパワーユニットで、1,750回転からの低速トルクが太いのが特徴です。


さらに、アルミ合金の採用などにより軽量化を実現しており、ストップ&ゴーを繰り返す街中でもレスポンスのよさでスポーティな走りが楽しめます。


故障の不安に対しても、普段からきちんとメンテナンスさえしていれば、壊れやすいということはありません。この記事を参考に、ストレスのない快適なドライブを楽しんでください。

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