ドイツニュース
更新2023.01.31
BMW、米ソリッド・パワーとの共同研究開発を拡大
外車王SOKEN編集部
独自動車大手のBMWグループは20日、電気自動車用の全固体電池を開発する米ソリッド・パワーとの共同研究開発を拡大することで合意したと発表した。ソリッド・パワーの研究開発ライセンスを導入し、ミュンヘン近郊のパルスドルフにあるBMWのセル・マニュファクチャリング・コンピテンス・センター(CMCC)にソリッド・パワーの知見に基づいた全固体電池のプロトタイプ生産ラインを設置する。
これに向けて、両社はそれぞれのセル設計や生産工程に関するノウハウを持ち寄り、電池セルの生産プロセスを最適化する。
なお、ソリッド・パワーは2023年に自動車向けの実物大(フルサイズ)の電池セルを試験用にBMWに供給する予定。BMWは2025年までにソリッド・パワーの全固体電池を搭載したデモンストレーション車を完成させる計画。
[画像/BMW 提供元/FBC Business Consulting GmbH]