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更新2017.04.12

脅威の燃費を誇るブルーモーション搭載!VWゴルフ1.0TSIを発表

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NAO

ガソリン車としては最高の燃費を誇る「ブルーモーション」を搭載したゴルフ1.0TSIモデルがフォルクス・ワーゲン社よりヨーロッパでデビューしました。発売時期の今年6月以前から、環境性能を追求したモデルで走り心地はどうなのだろうと話題になっていましたが、今回は気になるそのモデルの内容をご紹介いたします。



技術面では、ターボチャージャーに小排気量の仕立ては従来のゴルフと同様ですが、小型エンジンに備わるのは、今まで4気筒ガソリンターボだったものが、直噴1.0リットル直列3気筒ガソリンターボTSIになりました。最高速度は204km/h、最大出力115ps、最大トルク200Nmというスペックです。従来は最大トルク160Nmでしたが、今や200Nmが常識、というところまで時代は来たのでしょうか。そして3気筒エンジン特有の振動を防ぐために一般的にはクランクシャフトによって動かされるバランサー・シャフトが付けられるのですが、このモデルはフライホイールを敢えてアンバランスにしながらクランクシャフト・プーリーを採用することによって振動の問題を解消するという緻密な計算がなされています。このような仕組みは、ガソリン車ではまず初の試みだといいます。

3気筒ガソリンターボの洗練された素晴らしい走行音は、軽やかかつ力強い走りを示してくれることは間違いありません。特に、アイドリング中はほとんど稼動音が聞こえないほど静かで、転がり係数の低いタイヤやブレーキエネルギー回生システムも装備されているのがこのモデルの特徴であると言えます。

そして燃料の使い過ぎを防ぐため、シャシーは通常より15㎜深く仕上げながらも快適なサスペンションとエアフローをなめらかなものにするためにラジエターは展開式フラップの後方に設置されています。気になる燃費は23.3km/ℓ、CO2排出量99g/kmという優れた環境性能を実現しています。

ツードアのVWゴルフ1.0TSIはトレンドラインとして価格は20450ユーロから設定。従来のゴルフからさらに進化した1.0TSIのクオリティの高い技術と優れた環境性能に欧州以外からも注目が集まっており、将来的にはいつか日本にも導入される日が来るかもしれません。

出典・参照元:http://www.auto-motor-und-sport.de/

[ライター/NAO]

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