アイキャッチ画像
ドイツ現地レポ

更新2023.11.22

圧倒的!メルセデスベンツ「S300ブルーテックハイブリッド」@ドイツ現地レポ

ライター画像

中込 健太郎

(メルセデスベンツに、待望のディーゼルハイブリッドモデルがSクラスに追加されました。六本木でプレス向けの発表会が開かれ、ライター中込氏がレポートした記事はこちら

最近日本でもディーゼルエンジンの普及は目を見張るものが有り、その抜群の燃費と、現状安価な経由のおかげで、圧倒的な経済性を誇るところが人気の秘訣かもしれません。日本では、ガソリンエンジンとモーターを両方持ち、起動時、加速のフェーズではモーターを利用し、ガソリンエンジンの利用を低減して環境に配慮するハイブリッドカーが主流でした。ただこうなってくると「ディーゼルのハイブリッドがあったら最強では」と思うのはごく自然の流れと言えるかもしれません。しかし、ヨーロッパでは既にそういうクルマは市販されています。ドイツからのレポートで最新型のメルセデス・ベンツSクラス(W222)の「S300ブルーテックハイブリッド」の写真が送られてきました。

圧倒的!メルセデスベンツ「S300ブルーテックハイブリッド」
4気筒のターボディーゼルエンジンは204馬力と51kgmを発生し、それに電気モーターが20馬力、25.5kgmのアシストをするそうです。加速時はこのモーターのおかげで低回転からもりもり潤沢なトルクでアシストし、重量級のボディを減速させるとき回生エネルギーで絶賛チャージをする。コンパクトなエコカー然としたクルマよりも「このクルマにこそふさわしい!」なんとなくそう思わせる雰囲気が、このスペックの字面だけ見ていてもビンビンと伝わってくる魅力的な一台ですね。

圧倒的!メルセデスベンツ「S300ブルーテックハイブリッド」
そもそも、この大きな躯体に十分なキャパシティと質感を持つ4気筒エンジンが搭載されている。鼻先に吊るしている重量物の弊害をネグレクトできるわけですから、そのハンドリングは当然素直さが光るのではないか・・・そんな風についついクルマの魅力「欲しがって」しまいますね。これでリッター22.7キロだそうですよ。これだと燃料タンクの量にもよりますが、九州までは無給油で行けるのではないかしら。そんな期待も膨らむというもの。

圧倒的!メルセデスベンツ「S300ブルーテックハイブリッド」
残念ながら日本には正規輸入されていないモデルなのですが、こういったグレードにこそメルセデスの真価、美徳が遺憾無く発揮されていると思うのです。できることならばこの国でものってみたいものですね。カレントライフを運営するガレージカレントでは並行輸入も相談できるそうですので、のぞみは残されていると言って良いでしょう。ご興味がある方は、お問い合わせされてみてはいかがでしょうか?なんだか内燃機関のクルマを世に送り出したメルセデス・ベンツが作った、ある種の完成形、パフォーマンスと効率を追求した究極の形がここにあるような気がするのです。

[ライター/CL編集部・中込健太郎 カメラ/ドイツ駐在員]

外車王SOKENは輸入車買取20年以上の外車王が運営しています

外車王SOKENは輸入車買取20年以上の外車王が運営しています
輸入車に特化して20年以上のノウハウがあり、輸入車の年間査定申込数20,000件以上と実績も豊富で、多くの輸入車オーナーに選ばれています!最短当日、無料で専門スタッフが出張査定にお伺いします。ご契約後の買取額の減額や不当なキャンセル料を請求する二重査定は一切ありません。