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中古車の豆知識

更新2021.05.10

なぜ、新型ベンツ Gクラス「ゲレンデ」は見た目が変わらないのか?

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外車王SOKEN編集部

メルセデス・ベンツを代表する高級SUVと言えばベンツ Gクラス通称「ゲレンデ」を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか?ここでは、「ゲレンデ」と呼ばれるベンツ Gクラスの歴史やデザインが変わらない理由についてご紹介させていただきます。


オフローダーを意味する「ゲレンデヴァーゲン」



日本で「ゲレンデ」と呼ばれ親しまれるベンツ Gクラスですが、その「ゲレンデ」とは、ドイツ語でオフローダーを意味する「ゲレンデヴァーゲン」の略であり、クラス名は頭文字である「G」をそのまま用いています。ベンツ Gクラスの歴史は、1979年にNATO正式採用された軍用車両であった「ゲレンデヴァーゲン」を民間用にモディファイしたことからはじまります。


ベンツ Gクラスは、39年間の長い歴史の中で幾度ものアップデートを繰り返しつつも、エンジンとインテリアを除く基本的な部分については当初の設計を継承しており、発売当初から基本コンポーネントは変わっていないのです。しかし、モデルチェンジやマイナーチェンジの度に大排気量化や装備やインテリアの高級化が進み、今現在では高級SUVとして世界中で認知されています。


そして、2018年1月にデトロイトモーターショー2018において、新型Gクラスが発表されます。角が立ったスクエアなデザインは継承され、街で見かけても見分けが付かないほど似通っています。その一方、内装のデザインには一切面影がありません。2つの大型12.3インチディスプレイモニターが2個並ぶダッシュボードは21世紀のメルセデス・ベンツそのものです。


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パッと見では見分けがつかない新型ベンツ Gクラス



ベンツ Gクラスが誕生から39年目を迎えた2018年に、ついにフルモデルチェンジを敢行します。パッと見では見分けがつかないほどルックスは先代の雰囲気を受け継いでいながら、リジッドだったフロントサスペンションが4リンクとなるなど中身は大きく変更されています。


新型Gクラスが、どのくらい似通っているかというと、輸入車に長年携わっている外車王のスタッフ見ても内装を覗き込まないとわからないレベルです。強いて違いがあるとしたら、AMGのみが採用する縦格子状のフロントグリルくらいです。したがって、標準モデルは本当に見分けがつきません。


しかし、それがよく国産の軽自動車などでみられる高い人気を失うことを恐れた守りの戦略ではありません。メルセデス・ベンツには、Gクラスのデザインに確固たる自信があり、新型Gクラスのデザインは攻めた結果たどりついた結論なのです。もしくは、世界中のゲレンデファンがデザインの変更を許さなかったのかもしれません。


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最高出力571psの5.5L V8ツインターボを搭載するオフロードのスーパーカー



先代のベンツ Gクラスには、最高出力571ps(420kW)/最大トルク760Nmを誇る5.5リッター V8直噴ツインターボエンジンを搭載するAMG G63がラインナップされています。新型でもG63はラインナップされておりますが、大きな違いは排気量です。スペック的には、14psの出力向上と90Nmのトルクアップを果たしておりますが、問題の排気量は大幅にダウンサイジングされ、何と4リッターとなってしまいました。長らく大排気量が当たり前だったAMGのファンにとっては何とも寂しい限りなのです。


さらに驚くべきことは、先代のGクラスには、最高出力621psを発生する6リッター V12ツインターボを搭載したAMG G65がラインナップされていたのです。もちろん車両価格も高く、V8エンジンを積むG63の1780万円に対して、G65では3250万円という破格の値段が付けられておりました。そして、この大出力を受け止める車体性能の高さもベンツ Gクラスの凄さであり、まさにオフロードのスーパーカーと呼ぶに相応しい存在なのです。


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ベンツ Gクラス ゲレンデのリセールバリュー


ベンツ Gクラスのリセールバリューは、先代が39年間という気が遠くなるような長いモデルライフとなったため、一概に言うことは難しいと言えます。しかし、間違いなく言えることは、いつの時代も人気が高くメルセデス・ベンツを代表する高級SUVということです。傾向として新車から3年目くらいまでは値落ち幅が大きく、それがだんだんと緩やかな下降線になり、10年落ちくらいが最もリセールバリューが高いと言えるでしょう。そして、新型Gクラスのダウンサイジング化により、G550やAMG G63の希少価値がより一層高まることが予想されています。


ベンツ Gクラス ゲレンデを高く売るなら外車王


ベンツ Gクラスの高価買取は、ずばり外車王にお任せください。その理由は、今までに幅広い年式のGクラスを取り扱っており、その蓄積されたノウハウは他社を圧倒するレベルに達しているからです。長いモデルライフのGクラスですが、当然ながら年式によって様々な仕様が存在します。また、外車王と同じく、カレント自動車が運営するガレージカレントでは、常にベンツ Gクラスを在庫しており、つまり直販により高価買取が可能なことを意味しています。


そして、自社の店舗で販売を行うことから得られる知見やノウハウは計り知れないないものがあります。ベンツ Gクラスの第2章はまだ始まったばかりですが、「ゲレンデヴァーゲン」の伝統が後世に受け継がれていくことを願わずにはいられません。 

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