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リセールバリュー

更新2021.05.10

ボルボのリセールバリューが高い理由、特にバリューが高いモデルを解説

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外車王SOKEN編集部

日本ではドイツ車と並び絶大な人気を得てるのが北欧スウェーデンのボルボです。丈夫で耐久性があり、特に安全性能の高さが魅力となっている個性的なメーカーです。そんなボルボは人気の高さと同じようにリセールバリューにも優れているのでしょうか?そこで、リセールバリューの意味とボルボのリセールバリューの実態を解説していきます。


輸入車は国産車のリセール価格と違う?


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実は、3~5年後の下取り額をあらかじめ購入価格から差し引く、「残クレ(残価設定型クレジット)」を見ると、下取り価格、つまり「リセールバリュー」が高いか安いかがわかるのです。特別な車種となるスポーツカーを除くと、全体的に多くの輸入車のリセールバリューは3年程度で35~40%の価値になり、国産車の大衆モデルと同じ程度かそれ以下という事になります。


リセールバリューは中古市場の人気を反映しているので、人気がある輸入車は国産車よりも高いリセールバリューがあると思われがちですが、一般的に輸入車は国産車よりリセールバリューは低いとされているのです。


日本では輸入車にプレミアム感を求めています。輸入車の最新モデルには国産車にない高級感や個性があることが輸入車の人気の要因となっています。ところが、中古の場合は3~5年経過したモデルは一世代前の仕様とデザインになっており、魅力は半減。そして個性的なデザインゆえに古くなると中古車では敬遠されがちになります。国産のコンパクトカーのように経済的ならデザインも気にしないし装備も最低限でいいという人が多く、中古車でもよく売れるのと大きく異なり、その車種に思い入れのあるマニア以外には売りにくいという車であるため、中古車で売りずらいのが原因で、リセールバリューは低くなりがちになります。


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ボルボはなぜリセールバリューを保っているのか?


そんな輸入車の中でもボルボはなぜリセールバリューが高いと言われているのでしょうか?ボルボの中でも人気ナンバーワンであるV40の残価率は1年以内であれば70%〜80%。3年であれば40%〜50%、5年であれば20%〜30%の間になっています。また、革新的な機能性と安全性が優れているV40クロスカントリーは、2年で残価率が80%とかなり高水準が期待できる車です。


ボルボは耐久性、安全性を追及するからこそ高いリセールバリューを実現させているとされています。現在では国産車を含む他のメーカーも優れた耐久性と安全性を持つようになっていますが、ボルボ=安全という評価はもはや神話のようになっており、これこそがボルボというブランドとして定着し、ブランド好きの日本人にとってはボルボの人気につながっています。そのボルボのネームバリューそのものが高いことで、リセールバリューも高いと言えるのではないでしょうか。


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ボルボの多彩なモデルラインナップ


次にボルボの多彩なラインナップをご紹介しますが、ハッチバック、そしてSUVと多くのモデルが揃っています。そして、すべてのモデルに共通するのが、北欧デザインがかもしだすエクステリアとインテリアであり、シンプルながらも機能美が徹底的に追及されていて、ボルボのオーナーのセンスの良さをアピールしてくれます。


・SUVシリーズ XC40、XC60、XC90
2018年にフルモデルチェンジされ、2017-2018 に日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したのはXC60で、2年連続で「日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した輸入車として記憶も新しいその2回目の受賞車がXC40です。ボルボ最小のSUVであり、これまでのボルボデザインを一新させ、新しいファンを獲得しているモデルです。SUVながらも野暮ったさがなく、人気は日本人好みのXC40で、今もっとも注目されています。


・ワゴンシリーズ V40、V60、V90
ボルボが再注目されたのがV40です。これまで大きなワゴンしかないというイメージのボルボがコンパクトで、ワゴンというよりハッチバックタイプに近いデザインとサイズで、しかも上級クラスと同様の安全性能を備えたことでBMWやVWに勝る人気を得ました。


・クロスカントリーシリーズ V40クロスカントリー、V60クロスカントリー、V90クロスカントリー
基本的にはVシリーズの地上高を高めるなどしてSUVのような悪路走破性を高めたモデルです。
SUVシリーズのXCよりも荷室容量が大きく、居住性能もVシリーズ同様なので機能性が高いのが特徴です。また、国産車にはないモデルということでリセールバリューも期待できます。


その他、セダンのSシリーズは、セダン市場が縮小しているとして現在日本市場に導入されていませんが、今後新型のS60などが発売される予定とされています。


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ボルボの中でも高いリセールバリューを誇るのは?


リセールバリューの厳しい輸入車であっても、国産車の品揃えが少ないボディタイプであり、一定数以上の需要が見込めるのであれば、リセールバリューが高いくなりやすいという事があります。例えば大型のステーションワゴンなどは競合する国産車がおらず、コンパクトサイズでも個性が重要となるSUVなどは有利だと思われます。


そういった意味では、ボルボが誇る多彩なステーションワゴンは古くから中心車種として日本でもお馴染みのモデルとなっており、カーオブザイヤーを獲得したSUVのXV40は、新世代のボルボを代表する注目車種といえ、リセールバリューも期待できます。したがって、リセールバリューが高い車種としては日本で使いがっての良いサイズのワゴンであるV60とV40、そしてSUVのXC60とXC40となります。特にXC40は国産車のトヨタRAV4や、レクサスUXと比較されることでその評価はより高まっています。


ただし、いくらボルボのリセールバリューが良くても、年数を重ねていくごとに残価率は減少していくので、買取を検討する場合はなるべくはやく買取査定を行うのが鉄則なのは言うまでもありません。 


ボルボのリセールバリューまとめ


ボルボは特に人気が高いモデルで、中古車でも高値で取引されています。丈夫で安全性が高いのが特徴のボルボですが、新型モデルではさらに高い安全性に、日本人にもわかりやすい北欧デザインが堪能できるボルボは、ユーザーのニーズに応えるように、車種ごとの個性をより強く打ち出しています。また、買取額も高いこともボルボの特徴ですが、カラーやグレードで買取査定が上下することもあります。自分で気に入った仕様を選ぶのが本筋ですが、数年後のリセールバリューを気にするならば、人気の仕様にこだわる必要があるでしょう。 

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