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中古車の豆知識

更新2020.09.10

自動車重量税はいつ払うのか。そもそも自動車重量税とは?を解決

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外車王SOKEN編集部

自動車重量税をご存じですか?この言葉だけ聞いてどんな税金なのか思い浮かぶ方は少ないかもしれません。自動車重量税は新車購入時は「初期費用」として含まれ、車検時には「法定費用」として扱われることが多いため普段は聞くことが少ない言葉です。その自動車重量税はいつ払うのか、どういうことなのかを解決します。

自動車の重さで決まる「自動車重量税」とは?




この自動車重量税は自動車の重さに対してかかる税金です。車の重量は車検証の右上辺りに「車両重量」と記載されています。記載されている車両重量に応じて支払う金額が変わります。軽自動車の場合には車検証に記載されている車両重量に関係なく一定金額となっています。

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自動車重量税の支払いはいつか


では自動車重量税はいつ支払うのか。先ほど説明したように新車購入時は初期費用として、車検時には法定費用としてまとめて支払っていることがほとんどです。本来、自動車重量税は一年ごとかかる税金ですが、車検証有効期限に合わせてまとめて支払うこともできるのです。よって、自家用車の場合、新車登録時に3年分、以降車検有効期限となる2年分を支払っています。そもそも1年分の金額はいくらなのか。普通車の場合、車両重量0.5トン(500kg)ごとに金額が決まっています。初年度登録から12年以下は4,100円、13年以上経過した場合は5,700円、18年以上経過した場合は6,300円となります。軽自動車の場合は車両重量に関わらず定額で、初年度登録から12年以下は3,300円、12年以上経過した場合は4,100円、18年以上経過した場合は、4,400円です。

自動車重量税の照会サービス


実際に車検証を見ると「車両重量1,480kg」と記載されていることがあります。この場合には1,500kgつまり1.5トン分の税金を支払うことになります。しかし、車検証を見て計算するのは手間のかかることです。そこで便利なのが国土交通省が提供している「次回自動車重量税照会サービス」。このサービスは9:00~21:00まで利用できます。(年末年始:12/29~1/3を除く)利用方法はカンタンで「車台番号」と「検査予定日」を入力するだけ。車台番号は車検証の左上辺りに記載されています。検査予定日とはいわゆる車検満了日のことです。車検満了日は車検証左下辺りの「有効期間の満了する日」もしくはフロントガラスに張り付けることが義務付けられているステッカー裏面に記載されている日付のことです。

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減税対象となる車の基準とは


自動車重量税は減税となるもしくは免税になる対象車があります。エコカーと呼ばれる環境性能に優れた車は燃費基準の達成度合いにより4段階に分け減税されます。燃費基準達成車は「25%減税」、燃費基準プラス10%達成車は「50%減税」、燃費基準プラス20%達成車と燃費基準プラス30%達成車は「75%減税」、燃費基準プラス40%達成車と次世代自動車は「100%減税(免税)」と区分されています。次世代自動車とは電気自動車などの排出ガスが大幅に少ない自動車のことです。これら減税対象基準は年々厳しくなっており、今後も厳しくなることが予想されます。

廃車時の還付申請を知っておこう


自動車重量税は車を手放すときに注意が必要です。新車購入時や車検のタイミングで前もって数年分まとめて支払った自動車重量税は申請をすれば還付されます。廃車手続きなどをするときには署名捺印する書類が多くあり手間がかかります。実はその書類の中に還付申請書が混ざっていることが多く気がつかないうちに自動車重量税還付申請書にも署名捺印していることがあります。多くの場合は買取店やカーディーラーで下取り書類として一緒に渡されるので忘れることは少ないはずですが、自動車重量税は申請しなければ還付されないので自動車重量税還付申請書が渡されているかチェックするようにしてください。

車の売却時の税金の話はこちら:車売却の税金の解。還付される?や所得税はかかるの?という疑問すべてに答えます

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自動車重量税の計算はお忘れなく


自動車重量税はいつの間にか支払っている税金のひとつ。よって「初期費用」や「法定費用」の内訳を知っておく必要があります。内訳を知ることで次回の車検には最低限どのくらいの費用がかかるのか知ることができます。「前回は安かったのに今回は車検代が高くついた」ということにもなりかねない自動車重量税。この機会に車検証の「車両重量」や「車台番号」や「車検満了日」を確認して次回車検時にかかる自動車重量税を知り、その費用をプールしておくことが必要です。

[ライター/外車王編集部]

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