
週刊中年フライデー
更新2021.01.12
懐かしいカーアクセサリー「アクリルノブ・水中花シフトノブ」

山本 圭亮

「中フラ」は、月ごとにテーマを決めて懐かしい昭和の逸品を皆様にご紹介していくという正統派のカレントライフの中では異色の曜日となっております。どうか、長い目で見てやってくださいね(笑) ここは、某県の「週刊中年フライデー」編集部。創刊号に向けて、でこぼこコンビが編集会議中であります。ちょっと覗いて見ましょう!






▲オーソドックスな基本形であるアクリルノブ 価格2,500円(提供:星光産業株式会社)
「水中花シフトノブ」と一般的に言われているが「アクリルノブ」が正式名称である。当時、「星光産業株式会社」が昭和53年に販売したのが最初と言われている。昭和22年創業の「星光硝子製作所」が昭和37年からカー用品に着手し現在に至っている。元々は文具用品を作っていたそうである。 現会長の宮島氏の話では、京都に旅行した時の土産物からヒントを得て作成したと言うから、アイデアとはどこから沸いて来て、どんなヒット商品になるかなど想像がつかない。発売時には、2500円と言う価格は決して安くは無かったが、車のアクセサリーの大型店が無かった当時に、ガソリンスタンドや街の自動車ショップにラックで販売していたのは鮮明に記憶として残っている。この売り場つくりは現在の大型ショップにも生かされている。

▲こんな什器、昔ガソリンスタンドで見かけませんでしたか?(提供:星光産業株式会社)
その後も昭和55年に「ライト付アクリルシフトノブ」や昭和58年には「オートマアクリルシフトノブ」を発売し時代に沿った開発を続けていたのである。「星光産業(株)」は、現在では「アクリルシフトノブ」の販売はしていないそうだが、今でも車のアクセサリーを開発し販売ヒット商品を生み出している。

▲昭和58年に発売されたオートマ対応のアクリルノブ 価格5,500円(提供:星光産業株式会社)








と言うことで「週刊中年フライデー」はこんなゆる~い感じで行きたいと思っております(笑)金曜日にまたお会いしましょう~!
〜取材協力〜
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[ライター/山本圭亮]