ルノー21は1986年から販売していた中型乗用車です。ボディタイプはセダンとワゴンが販売されていましたがライバル車の出現により1989年にマイナーチェンジ。デザインなどの変更と5ドアハッチバックの追加、四輪駆動モデルを追加しました。動力は自然吸気エンジンの他に高性能版にターボエンジンもラインナップ。1994年まで製造がされ累計販売は200万台以上という記録を持っています。日本では4ドアのセダンのみが導入され、2.2Lエンジンに4速ATを組み合わせたモデル「TXE」、2Lターボエンジンに5速MTを組み合わせた「ターボ」が導入されました。ごくわずかでしたが2Lターボエンジン5速MTの四輪駆動「ターボクアドラ」も販売されていました。