ベンツのリセールバリューは高い?なぜベンツはそれほどまでに支持されているのか

輸入車の中でも圧倒的な人気と販売台数を誇るのがメルセデスベンツです。日本では昔から高級車の定番として知られており、品質が高く、走行距離、年数を重ねても劣化が少ないという安心感が多くにユーザーを獲得してきました。その歴史の積み重ねにより、中古車としても人気があることから高いリセールバリューを維持し続けてきたという側面があります。

そして、そのリセールバリューが高いという理由が初めてベンツを購入る人も多く、またベンツからベンツへと乗り継ぐ人も非常に多いのが特徴となっています。そして、リセールバリューが高いということは、他の車種に買い替えられたり、買取査定に出す場合にも有利であり、新しい車に乗り換える際の経済的負担が少ないということになります。そこで、今回はベンツのリセールバリューが高い理由を解説します。

輸入車はリセールバリューが低いがベンツは?

最近多くの人が利用する車の購入方法に、「残価設定型クレジット」という支払方法があります。3~5年後の下取り額を、あらかじめ購入価格から差し引いた額を分割払いするというこの支払方法は、その想定する下取り価格、すなわち同じ販売価格であっても「リセールバリュー」が高い車種ほど分割払いをする額が少なくなるので、より買い得感が増すことになります。したがって、「残価設定型クレジット」の普及につれて、リセールバリューへの注目度がより高まっているのが現状です。

リセールバリューは3~5年後の将来的な中古市場での人気を見越した金額といえますが、人気のある輸入車はリセールバリューが高いかというと、実際にはそう簡単なものではないのです。車種によってはリセールバリューが高い国産車もあったり、輸入車は車両価格が高いので下取り価格も高く見えますが、実は輸入車はリセールバリューがやや低いともいわれています。

輸入車を購入する人の多くは最新の車種を求めており、ベンツは人気があるといっても最新モデルの新車のことであって、中古の場合はその魅力も薄れてしまいます。モデルライフが長い輸入車は、見かけこそ国産車のようにモデルチェンジのたびに大きく変わらないのですが、装備面では最新機種に見劣ることはもちろん、特にここ数年で進歩が著しい安全装備や運転支援システム、そしてコネクテッドなどが1モデル古いだけでまったく異なってしまい、高級車としての魅力が半減してしまいます。

格安な国産車なら納得できても中古車でも数百万円もする輸入車を購入するユーザーにとって、その価値は新車よりも大きく削がれてしまいます。それでもベンツのリセールバリューが高いと言われる理由はどこにあるのでしょうか。

輸入車でもベンツはリセールバリューが高い

ベンツは人気が常に安定していて、新車はもちろんのこと中古車でも人気が持続しリセールバリューも高くなっている車種の代表でもあります。各車の公式ページにある新車時の価格と3年後の「残存価格(以下残価)」を引用した「残価率」を見ると、コンパクトモデルは全般的に残価は低めに設定され30%台~50%にという残価率です。人気車種のMINIは高い方ですが50%を超える程度です。しかし、ベンツではほとんどのモデルが50%を超え、中には60%台70%台というモデルもあります。

ベンツはなぜリセールバリューを保っているのか?

なぜベンツは輸入車の中でもリセールバリューを高く保てるのでしょうか。それは、どの車にも真似できない流行に左右されないベンツの魅力にあります。

年式、モデルにかかわらずベンツであることが鮮明なデザイン

最近は国産車でもメーカー独自の共通したフロントデザインのファミリーフェイスや、同じデザイン言語のスタイリングのイメージを持たせるようになりましたが、まだ車のことをあまり知らない人(実は車の所有者のほとんど)にとっては、自分の乗っている車以外はどこのメーカーの車かわからないというデザインが多いのが現状です。

しかし、ベンツだけはそんな人たちでさえ、あるいは車の免許すら持っていない人でも一目で「ベンツだ!」とわかるほど認知度が高くわかりやすいデザインなのです。田舎で暮らすお年寄りであっても、多分ベンツだけは判断ができると思います。

よく見ればベンツには様々なモデルがあり、年代によって大きく変わっているのですが、フロントに輝くスリーポインテッドスターだけは創業以来今まで不変であり、コンパクトカーからF-1に至るまで、「ベンツ」であることが一目でわかる、そんな車はそう多くはありません。そして、ベンツ=高級車というイメージがすべてのモデルについて回ることになり、リセールバリューを保つ大きな要因となっています。

多彩なモデルラインナップ

2018年度に約5万台と国産下位メーカー並みの台数を販売し、輸入車トップの実績を残しているベンツは、高級セダンの印象が強いメーカーですが、セダンだけでなく非常に多くのモデルをラインナップしているの強味となっています。

ラインナップには現在発売されている乗用車だけでも、おなじみのセダン、ハッチバックタイプのコンパクトクラス、日本では数少ないステーションワゴン、スタイリッシュなクーペやシューティングブレイク。さらにオープンカーのカブリオレやミニバン、スポーツカー、そして大流行のSUVといったおおよそ自動車メーカーが考えうるすべてのボディタイプがそろいます。それらがAクラス、Bクラス 、Cクラス、Eクラス、Sクラス、CLA、CLS、GLA、GLC、GLE、SL、SLC、GLS、Gクラス、Vクラスという様々なモデルとなって、排気量やボディの大きさに分かれています。

これ以外にもAMGやマイバッハも加わり、その選択肢の多さは人気の要因と言えるでしょう。

ベンツの中でも高いリセールバリューを誇るのは?

今、メーカーにかかわらずリセールバリューがもっとも高いとされるのが、SUVです。ベンツのラインナップで言えば GLA、GLC、GLE、そしてGクラスとなります。単純に流行しているということですが、もはやただの流行ではなく、セダンやハッチバックそしてミニバンに代わるボディタイプとしてすでにしっかりと定着していることで、数年先でもリセールバリューは衰えないと判断されています。特別なのは最高のリセールバリューとなるGクラス。古くてもまったく魅力が衰えず、新車以上に中古車の評価が高いこともあるという状態が長く続いているのでもはや別格といっていいでしょう。

続いてリセールバリューが高いのがコンパクトクラス。Aクラス、Bクラスで、ベンツならではのプレミアム感をもちながらもコンパクトで使いやすく、しかも低燃費ということから新規のユーザーを多く引き入れており、好き嫌いのない誰からも好かれるモデルということから中古車でも売りやすいこともリセールバリューが高い要因となっています。

比較するとこれまでベンツを代表してきたセダン系は、セダン不況が続く現在ではさすがのベンツも、上記の2タイプよりはリセールバリューはやや低くなる傾向にあります。

参考:ベンツのリセール価格は メルセデス・ベンツの買取専門ページ からご覧になれます!

リセールバリューの高さは品質の高さ

ベンツは走行距離や年数を重ねても劣化が少ないということを、ある種の「保証」として価格に上乗せして販売していることにもなり、それがユーザーの利益につながるという考え方。かつては「最善か無か(Das Beste oder nichts.)」のスローガンを使い、最近では、同じ意味の「The best or nothing」をかかげ、新車価格は高いけれど、手放すときの価値すなわちリセールバリューを高いレベルで保つという考え方を多くのユーザーが認めたことで、高いリセールバリューを維持し続けてきたベンツ。この姿勢が長い歴史の中で積み重ねた結果が今のベンツの高い人気とリセールバリューに表れていると言っていいでしょう。

[ライター/外車王編集部 画像/写真AC]

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