もはやシアワセ以外の何ものでもない。フェラーリ 348スパイダー

名車308/328の後を継ぐ348。V8フェラーリの魅力とは?

フェラーリというと、もう言わずと知れたスーパーカーの代名詞です。何も言わないでも見た瞬間に「あっ、スーパーカー」というくらいの言わずと知られっぷりです。

まったくクルマを知らない人でも「コレハタダモノデハナイ」と思わせる、圧倒的に高貴なオーラをまとっています。心の弱い筆者などは、視界の隅にとらえたと同時にその覇王色の覇気にやられて「ぶくぶくぶくっ」となってしまいます。クルマにしてクルマにあらず、もはや「仏」、いやちがう、「神」に近い存在です。

かの自動車ライター界の巨匠・清水草一さんは、かつてフェラーリを買うことでレジェンドになられました。私たち人間にとってフェラーリを買うということ、そうそれは高貴にして神聖なるイニシエーションなのです。非常に困難なこと(主に経済的に)ですが、そこを通過してこそ、人は完成に近づくのであります。


▲レタリング、配置、カラー。神々しいまでの調和を見せるベリア製メーター

なーんて、いきなり暴走してしまいました。写真をみた途端にフェラーリ様のめくるめく妖気に当てられてしまったのです…もうしわけありません。

今回ご紹介するのは1994年式のフェラーリ348tsです。清水草一さんが最初に買われたのが348tbでしたから、そのスパイダーモデルですね。348にはベルリネッタ、タルガトップ、そしてこのスパイダーの3タイプがあります。細かく言えば他にもスペシャルバージョンがいろいろあるのですが、スタンダードなのはこの三つです。


▲テスタロッサ風のフィンが美しいサイドのエアインテーク

たとえばF40やF50といった尖ったモデル。メンテナンスやセッティングにやや敷居の高い12気筒、365BBや512BBのようなコンディションの維持に匠の技が要りそうなクラシックカーなどに比べると、比較的現実的なスペックを持った8気筒の小さな(と言っても充分にワイドで大きな車体ですが)フェラーリは、実際に乗って楽しむのに適しているのではないかと思われます。


▲スパイダーも、ベルリネッタのようなファストバックなラインを演出する

フェラーリは従来、鋼管スペースフレームに外装を被せたボディが伝統でしたが、このモデルからモノコックになりました。それでまだ試行錯誤があったのか、初期モデルではシャシーの剛性不足でまっすぐ走らない、という評価もあったようです。その後改良されたと言われており、この1994年式は348の最後の年ですので心配は無いものと思われます。また、タワーバーや強化ステアリングラックなどのアフターパーツなども充実しました。その他、オルターネーターのトラブルも多くあったようですが、デンソー製のものに換装すれば解消するとされています。


▲今のモデルと比較すると、あくまで上品に感じられるインテーク周りの造形

3.4リッターの90°V型8気筒DOHCエンジンは300PS/7,200rpm、33.0kgf・m/4,200rpmを発生します。車重は1.5トン弱ですから、スーパーカーにふさわしい動力性能でしょう。公称の最高速は275km/hです。

いや、そういうスペックは実はあまり意味がないのかも知れませんね。フェラーリ様はそんな「速さ」とか、もはやそういう基準のみで語られるものではなくて、「芸術」であり「夢」であり「神」なのです。そんなことも知らないで、やれ「GTRには勝てないでしょ?」とか「峠ではランエボの方が速いよね」とか言ってしまう日本人のなんと多いことか(人気番組のフレーズに乗ってしまいました)。フェラーリ様は、そういう俗世からは解脱してより高いステージに昇華してしまっているのであります。知らんけど。


▲ピニンファリーナ・デザイン。そう、それは宇宙の真理(と言い切ってしまいたい)

最後に

レース活動で生まれ、育ち、ストリートに降臨した真のイタリアンスーパーカー、フェラーリ。現行モデルとクラシックの狭間にある348はいま、手に入れるうえでも維持するうえでも「旬」かも知れません。さらに最も開放的で爽快な魅力あふれるスパイダー。これに乗ればきっと、超シアワセになれること請け合いです。

[ライター/外車王編集部]

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