もはや神秘の高級車?ベントレー・コンチネンタルGT

圧倒的な存在感と揺るぎない大出力。ベントレー・コンチネンタルGTの魅力とは?

世の中に「高級車」と呼ばれるクルマはたくさんあります。

メルセデスベンツ、BMW、マセラティ、レクサスなどのように「そのメーカー名を聞いただけで高級車」というものから、プレジデントやセンチュリーのように車種名が高級車の看板を背負っているものまで。値段ももちろんですが、人々に憧れられる空気やストーリーのようなものをまとっていることが「高級車」の基準だと思います。そういう意味では「いつかはクラウン」のクラウンも、やはり高級車でしょう。


▲アナログなメーターがウッドパネルの重厚さとよく似合う。足まわりのセッティングも表示される

高級車の中でも最も説得力のある高級車というと、やはりロールスロイスでしょうか。むかしみんなで遊んだ「人生ゲーム」(1968年版・初代)でも「高級車ロールスロイスを買う」なんていうコマがありました。「ロールスロイスっていう名前をあれで知った」という人ももしかすると多いでしょう。

そんなロールスロイスと並ぶイギリスの高級自動車メーカーがベントレーです。もともとベントレーはレース用のハイパフォーマンスなクルマを作るメーカーとして、1919年に設立されました。


▲液晶ディスプレイまでもが、あくまでも落ち着いた雰囲気を醸し出しているコンソール

毎年6月、夏至の頃に行われる伝統のレース、ル・マン24時間が始まったのは1923年。以来1930年までの間にベントレーは5回も総合優勝しています。

しかしレースでの活躍の一方で経営は思わしくなく、その後ル・マンからは撤退。1931年にロールスロイスの傘下に入りました。ベントレーはロールスロイスのスポーティーなオーナーカー向けラインとして、姉妹車のような形で共に発展してゆきます。そして1998年にはロールスロイスとともに、フォルクスワーゲンに買収されます。


▲このヘッドライトの球を交換するには、フロントタイヤとフェンダーを外す必要があるらしい…

さて、今回ご紹介するのは、そのベントレーから2003年にデビューした超高級ハイパフォーマンスカー、コンチネンタルGTです。

コンチネンタルというと思い出すのがリンカーン・コンチネンタルですが、あれもアメリカの高級車として時代を担ったアイコンでしたね。まさに「大陸」といった風格でした。

ベントレーのコンチネンタルGTも、4シーターの2ドア・クーペで、全長4815mm、全幅1920mm、車重2420kgというまさに大陸的なサイズです。この巨体に、フォルクスワーゲン製のW12気筒6.0Lツインターボエンジンを搭載しています。


▲角度によって、まるで青海波のようにも見えるフロントグリルのメッシュ

W型エンジンというのはV型を二つオーバーラップするように組み合わせた複雑な形式です。フォルクスワーゲン製のW型というとあのブガッティ・ベイロンと同じですね。もっともあちらは16気筒で排気量もさらに大きく、1000馬力オーバーのモンスターですが。しかしこのコンチネンタルGTのエンジンも最高出力560PS/6,100rpm、最大トルク66.3kgm/1,600rpmという充分に巨大なパワーを発生します。ZF製の6速AT、4WDシステムと相まって、この大きなクルマにとんでもない機動性を与えているのです。

また、内装もイギリス製の高級車らしく、天然木と本革を惜しげなく使ったラグジュアリーな仕立てです。このゴージャスで快適な空間が、常軌を逸したパワフルさでぶっ飛んでいく……。ちょっと想像できない世界ですが、これこそがベントレーのアイデンティティーなんでしょう。
ちなみに当時の国内での新車価格は1990万円でした。


▲むしろそのシンプルさ故に、迫力と高級感が溢れるテールランプ

実はこのクルマ、氷上での最高速度記録というのを持っています。あのWRCのレジェンド、ユハ・カンクネンの運転で、最高速度331km/hを記録したとのことです。もちろんスパイクタイヤを履いていたでしょうけど、なかなかぶっ飛んだ速さですね。ラグジュアリーな運転席にレーシングスーツのカンクネン、そしてロールケージ(装着されていたそうです)…。もはや違和感しか感じられないですね。

いや、そういったすべてを超越しているというか、神秘的な何かさえ漂っている気もします。

最後に

エクステリアもインテリアも、そして動力性能も。そのすべてが埒外の迫力に満ちた異世界のクルマ、ベントレー・コンチネンタルGT。世間の枠に収まらない規格外の貴方にこそ、オススメいたします。

[ライター/外車王編集部]

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