スーパーカーブームの時代からやって来た正しいスーパーカー!マセラティ・メラクSS

シトロエンと共同開発、伊・仏混血のマセラティ、メラクSSの魅力とは?

いわゆるスーパーカーという言葉には、実は明確な定義はありません。例えば広辞苑では、「高出力・高性能で、特徴的なデザインのスポーツカー」ということになっています。これは…、なかなかざっくりとした中にも含みがありますね。つまり、どれだけ高出力で高性能でも、形が普通だったらそれはスーパーカーではない、ということですよね。たとえば「1000馬力を発生するW16エンジンを積んだカローラ」というものがあったとして、やはりそれはスーパーカーではない、と広辞苑様はおっしゃっているわけです。

いっぽう大辞泉さんの説明では「性能・美しさ・装備のよさ、価格などで並の自動車を超えた車。スポーツカーの中でも特に大型、強力で、手作りに近いもの」とのことです。幾分か具体的ですね。


▲スパルタンというか、なんともいえない趣のあるメーター。

小学校時代にスーパーカーブームを通過してきた筆者にとっては、さらにもう一つの条件として「イタリア製である」というのを加えたいと常々思っています。いや、これは全くの独断なのですが。

スーパーカーブームの火付け役といわれている池沢さとし先生の「サーキットの狼」では、主人公はロータス・ヨーロッパに乗っていました。しかしこのロータス・ヨーロッパというクルマ、果たして「スーパーカー」なんでしょうか。


▲なんとなく松本零士さんの作品のようなインパネのデザイン

またライバルのクルマはポルシェ930ターボでした。これも当時はすごい高性能車でしたが、これまた「スーパーカー」と呼ぶには少しクレバーすぎるような気がするんですよね。

たとえば現代のブガッティとか,そういうガチでめちゃくちゃな高性能を誇ってるクルマは「ハイパーカー」であって、これらもまたまとってる空気がちょっと違う感じがします。


▲今はもう見られないリトラクタブルライト。ブームの頃は「スーパーカーライト」なんて呼ばれていた

それで、今回のマセラティ・メラクSSです。ジウジアーロのデザインによる流麗なスタイルは、サイズも含めて実は兄貴分のマセラティ・ボーラとほぼ同じなんですね。マセラティ・ボーラというとサーキットの狼でも切替テツ(変な名前ですねしかし)の愛車として出てくる、スーパーカーブームの頃の正しいスーパーカーでした。


▲ノッチバックなのにファストバックのシルエットを醸し出すリアのデザイン

このボーラと、今回のメラクの外見は非常によく似ていて、かつてスーパーカー少年の間でも実は見分けが付きにくかったです。テールがガラスのファストバックなのがボーラ、実はノッチバックなのだけど二本のリブを配置することでファストバック風のシルエットにしてるのがメラク。ボーラはV8、4.7リッターエンジン、ミッドシップ、2シーターです。そしてメラクはV6、3リッター、2+2。エンジンのサイズが小さくなった分、そこに人を乗せるスペースができた、という感じですね。


▲位置的に、なんとなくちょびひげっぽく見えるエアインレット

メラクは1972年にデビューして、1982年まで作られました。マセラティとシトロエンの共同開発で、シトロエン得意のハイドロニューマチックという油圧システムを採用していて、これでブレーキやリトラクタブルヘッドライトを動かしていました。また、もともと190馬力だったメラクのエンジンを改良して,排気量はそのまま220馬力までパワーアップ、1975年にデビューしたのがメラクSSです。


▲よりハイパフォーマンスなモデル、メラクSSであることを示すプレート

最後に

ウエッジシェイプのフォルムにリトラクタブルヘッドライト。スーパーカーの匂いを強く感じさせるマセラティ・メラクSS。カメラを持ってスーパーカーショーを追いかけていたあなた、あの頃の夢をひとつガレージに加えてみませんか?

[ライター/外車王編集部]

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