トヨタの北米戦略カー。2代目 トヨタ セリカXX(A60)の魅力

スポーツカーが元気だった時代に思いを馳せる。トヨタの北米戦略カー。今回はそんな2代目 トヨタ セリカXX(A60)の魅力をご紹介いたします。

トヨタ セリカXX(A60)とは?

アメリカの人はなぜかクルマの大きさを排気量ではなくて気筒数で語るような気がします。もう二十年近く前なんですが、筆者がロサンゼルスでレンタカーを借りたときのこと。友達と二人で乗るつもりで一番コンパクトなネオンを借りようとしたんですね。すると店のスタッフが、

「どこへ行くんだい。グランドキャニオンだって?だったら悪い事は言わない、6気筒のトーラスにしときな。アリゾナでは4気筒じゃエアコンが効かない。外気温が50度を超えると6気筒じゃなきゃ冷えないからね」

なんてアメリカ人っぽく(?)言うので、そんなもんかなと思って3000ccのトーラスワゴンを借りました。で、その時ふと思いついたんですね、「アメリカ人気筒数でクルマの大きさを測る説」を。

そんなアメリカでは1970年代半ば、6気筒の日産フェアレディがよく売れてたんだそうです。それで「この4気筒のセリカにも6気筒エンジンを載せてくれ」というディーラーからの要望があって誕生したのがこのトヨタ・セリカXX、といわれています。ただしアメリカでは「XX」は成人映画のX指定(いまR18とか付いてるあれですね)の印象が強い、ということで「セリカXX」という名前ではなく「スープラ」という名前で売られました。

1978年に登場した初代の前期型A40型、後期型のA50のセリカXXはラグジュアリーなスペシャルティー・カーでした。4気筒のA40型のノーズを延長して6気筒エンジンを積んだものです。この初代セリカXXのラグジュアリー・カーの流れはその後、ハイソ・カーと呼ばれたソアラに引き継がれていきました。

そして1981年、モデルチェンジした2代目のA60型セリカXXは、ソアラとは違った、よりスポーティな志向のモデルでした。ただし、セリカはやっぱりスポーツカーというよりグランツーリスモ、ワインディングよりハイウェイが似合うクルマです。そもそもフェアレディに触発されて生まれたモデルですが、どちらかといえば三菱スタリオンに流派が近いかもしれません。

トヨタ セリカXX(A60)の魅力


▲お洒落なカラーのシート。この時代のスポーツカーらしくMT

A60セリカXXの上級グレードにはデジタルのスピードメーターが採用されていました。このデジタルメーターが時代なんですね。そう、時計でもメーターでも、アナログよりもデジタルが偉いとされた時代があったんです。

青く光る文字がぱらぱらと動いて速度を表示する、そしてまるで自動車カタログに載っているエンジンの性能曲線のように光が伸びて表示するタコメーター!これはナウい!なんてこのメーターひとつで心は80年代に飛んで行く、それほどにあの時代の空気を色濃くまとったメーターです。


▲80年代初頭的未来感溢れるメーター

またセリカXXはスポーティーであると同時にトヨタの中で高級車としての役割も持っていました。なので、クルーズコントロールや高級オーディオとともに「クルーズナビコン」というデバイスもオプションで用意されていました。

目的地を入力すると、その方角と直線距離を表示するという、なんというかもう未来の自動車の装備でした。実際、GPSもなかった時代になかなか凄いことだと思います。キャノンボールでジャッキー・チェンが乗ってたスバルやスタリオンを思い起こした人も居たかも知れません。


▲リヤまできっちり直線的

直線で構成されたそのスタイリングは見る角度によって大柄にも見えますが、サイズは5ナンバー枠に収まっています。重さも1.2トン程度です。この時代のクルマは総体的に軽いですね。角の張ったフォルムもまた、この時代の空気を伝えます。このあと国産車のデザインはどんどん角が取れ、丸くなっていくのですね。


▲やっぱりかっこいいスーパーカーライト

最後に、トヨタ セリカXX(A60)とは

70年代末、日本全国にスーパーカーブームが吹き荒れた頃。リトラクタブルライトは「スーパーカーライト」でした。サバンナRX7が登場したとき、僕らスーパーカーブームチルドレンは「ついに日本からもスーパーカーが出た!」とテンションが上がりまくったものです。そんなスーパーカーライトがこのセリカXXにはついています。これだけでももうロマンが止まりません。

さらに、エンジンは「ツインカム」です(一部にSOHCモデルもありましたが)。それもターボ付き。ツインカムターボ、この言葉もまたスーパーカー・チルドレンの大好物でした。

ターボ、ツインカム、スーパーカーライト。これはもう三種の神器です。それらを全て持っているセリカXX、昭和40年男のココロを鷲掴みにしないわけがありません。

[ライター/外車王編集部]

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