ランボルギーニは寝起きが悪い？10数年振りのお目覚めがしんどいクルマたちの動画

自宅から車庫が離れている。時間がなくて乗る暇がない。ボディカバーを外すのが面倒…などなど。気がつくと1カ月くらい愛車のエンジンを掛けていない、という方も少なくないのでは？そんな風に思ってしまいます。

これからご紹介する映像は、10数年振りにエンジンを掛けるようなクルマたちも。さすがに寝起きはよくないようです。知らない人が見たら単なるボロなクルマも含まれています。しかし、知っている人が見たら卒倒するかも…。

ランボルギーニは寝起きが悪い？？

countach restoration and testing (Re-upload, check description)

前半はスライドショーです。2分を経過したあたりからBGMがフェードアウトしていき、動画に切り替わります。12気筒エンジンに火が入り、ガレージからゆっくりとカウンタックが姿を現します。気持ちのよい音を奏でながらドライブ。そして、ガレージに帰還。こうして、1台の名車が甦りました。

Another Miura Barn Find

ガレージのシャッターを開けると、埃まみれのC3コルベットとともに、ボディカバーに覆われたもう1台のクルマが。カバーを取ると、1台のランボルギーニ・ミウラが。オリジナル度も高そうです。コルベットを移動させ、ミウラの状態チェックを行う模様。そして、この個体の運命は…？

当時、人気を博した、往年のアメ車たちもお目覚め

1969 Camaro RS/SS First Start up in 28 Years

1969 Camaro RS/SS First Start up in 28 Years: Project Update 3 Years Later

こちらの映像は、28年振りにエンジンを始動した1969年式シボレー カマロ RS/SSの映像です。後日談まであるので、そちらも必見です。

72 Chevy C10 350 First Start In 16 Years!

こちらのシェビーバン（おそらくは1972年式？）は16年振りのお目覚め。長いクランキングと燃料の吹きかけ、何度も何度も起こします。そしてようやくお目覚め。16年の眠りから目覚めた心境はどうだったのでしょうか。

メルセデス・ベンツやBMW、シトロエンなど。欧州車たちのお目覚め

Cuba Barn Find: Mercedes 300SL Gullwing

キューバの茂みで朽ち果てているメルセデス・ベンツ300SL ガルウィング。誰かこうなる前に手をさしのべてくれなかったのでしょう
か？時の流れは残酷ですね…。

1988 bmw e30 m3 s52 first start in 6 years

こちらの1988年式BMW M3（E30）は、6年振りにお目覚めの模様。車内も埃が被っていて、時の流れを感じます。ホイールは後継モデルにあたる、E36 M3用でしょうか。ここからじっくりと極上車に仕上げていけば、わりと短時間のうちに当時の輝きが取り戻せるかもしれません。

start bmw e24 after 10 years sitting

こちらは上記のM3を上回る、10年振りのお目覚めとなったBMW 6シリーズクーペ（E24）。世界一美しいクーペと称されたE24。外は雪が積もっています。つまり、コールドスタート。クランキング時の警告音が何だか「寒い！まだ寝かせてくれー」と叫んでいる悲鳴のようにも・聞こえてきます。



こちらは、ガレージに佇む埃まみれのシトロエンDS。ボンネットを開け、エンジンを掛けるようです。長いクランキングのあとに、はたしてDSは眠りから覚めるのでしょうか？

旧車のオーナーさんなど、数ヶ月エンジンを掛けていないというケースがあるかもしれません。眠り姫になってしまうまえに、たまにでもいいのでエンジンを掛けてあげてください。可能なら、そのあたりを1周くるりと回ってあげてみてください。

［ライター/外車王編集部　画像/youtube］