コモドアは、当時のホールデンの主力車種のひとつであり、1978年に初代が登場しました。ボディタイプは4ドアセダンと5ドアワゴンがあり、そこまで特徴的なデザインではありません。あくまで大衆車と呼ばれるデザインですが、その分、長く販売を続けています。2代目ではミディアムからフルサイズセダンに進化し、徐々に流線型に変化しています。3代目ではオペルのプラットフォームが用いられ、歴代最大排気量のV型8気筒の5.7Lを搭載しました。4代目では親会社であるGMのプラットフォームに変更してアメ車のような雰囲気になったものの、5代目では欧州車に近いデザインになっています。2020年に販売を終了しましたが、販売年数が長かったことから、外観もエンジンも世代によって大きく変わるモデルです。